2016/04/04（月）UP
（最終更新：2016/04/04 22:31）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

タイトルマッチでの対戦が決まった王者ハチマキ（右）vs渡辺（左）

　4月3日（日）東京・ディファ有明で開催された『REBELS.42』の一夜明け会見が、4日（月）都内にて行われた。

　WPMF日本スーパーライト級4位NOBU BRAVELYとREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級次期挑戦者決定戦を争い、勝利を収めた渡辺理想（極真会館）のタイトル挑戦が決まった。渡辺はREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者ハチマキ（PHOENIX）に挑戦する。

首相撲で苦戦を強いられた渡辺。「秘密特訓を積んでタイトルマッチに臨む」

　渡辺はNOBUとの試合を「しょっぱい試合をしてしまった。もっとスカッと勝ちたかったです。課題が浮き彫りになりました」と振り返る。NOBUの首相撲に苦戦を強いられたからだ。

「打撃は大丈夫でしたが、本番で削り合いの展開になったのは初めてでした。練習では出来るようになったと思っていたことが、本番では通用しなかった」と渡辺。

ノンタイトル戦で敗れたハチマキだが、課題が見つかったという

　一方、ハチマキは同日のメインイベントで、INNOVATION＆J-NETWORKスーパーライト級2位・潘隆成に不覚の判定負け。タイトルマッチ前哨戦で大きくつまづいてしまったが、「まだまだ自分が技術的にも精神的にも甘かった。今回は負けてしまいましたが、ノンタイトル戦だったのでまだ自分がベルトを持っている。たまたまレベルスの王者が自分だったというのではなく、僕こそがレベルスの王者だと思っているので、ベルトは死守します」と宣言。

　渡辺のバックボーンである極真空手については、「憧れます。武道家はカッコいいですね。僕は格闘技オタクなので極真空手家の本も読んでいました。凄い逸話がいっぱいありますよね。渡辺選手はその極真で全日本王者にもなっているので凄いと思います」と極真に詳しいようだったが、「僕は活字オタクだったので映像はあまり見てません」と、戦い方や技術などの知識はないと言って周囲を笑わせた。

　対する渡辺は「結果的に首の皮一枚つながって勝ちましたが、あの時点であの局面になってよかったと思います。もし今回1、2RでKO勝ちしていたら同じ局面でハチマキ選手に負けていたと思う。課題を克服してタイトルマッチに臨みたい」と、今回の経験が逆に良かったと語った。