【レベルス】逆転KO勝ち防衛の工藤「他団体トップクラスとやりたい」
4月3日(日)東京・ディファ有明で開催された『REBELS.42』の一夜明け会見が、4日(月)都内にて行われた。
REBELS 55kg級タイトルマッチで挑戦者・宮崎就斗(TARGET)を3RでKO、見事初防衛に成功した王者・工藤政英(新宿レフティージム)は、「ここ2試合はしょうもない試合をしていたので、今回はKO狙いで最初から前へ行こうと決めていました。宮崎選手はローで来ると思っていたんですが、パンチでガンガン来て焦りました。でもクリンチになった時に相手の息が荒くなっていたので、これはスタミナが切れると思ってボディで削りにいきました」と試合を振り返る。
宮崎は左足の甲を骨折しており、得意のローではなくパンチで攻めていき、1Rに工藤から先制のダウンを奪った。しかし工藤は「ダメージが足にきていなかったし、ここから挽回してやろうと思っていました」と冷静で、2Rにボディブローで2度のダウンを奪い、3Rにも2度のダウンを奪って逆転KO勝ちした。これにより、大会MVPを獲得。
「自分は他団体のチャンピオンクラスに勝っていないので、55kgのチャンピオンクラスとやりたい。どんどん強い選手に勝って評価を上げて、那須川天心選手や小笠原瑛作選手とやれる位置まで行きたい」と工藤は目標を語り、山口元気レベルス代表は「早い機会にRISEかシュートボクシングのトップクラスとの試合を実現させたい」とした。
Bigbangスーパーフェザー級王者・小山泰明(建武館)との王者対決を制した、MA日本スーパーフェザー級王者・中向永昌(STRUGGLE)は、「リラックスして楽しくやれました。試合中、楽しく感じていたら向こうも笑っていました」と試合を振り返る。
これまで小山と対戦する話は何度かあったが、タイミングが合わず今回ようやく実現。「バランスがよくてパンチもキックも強くて、テクニックがあって厳しい試合になると思っていた」が、「ミドルキックと組んでのヒザ蹴りで自分の方が有利に立った」と勝因を分析。
今後については「タイ人とやりたいのはもちろんですが、強い選手とやるのが目標です」と語り、山口代表は「7月大会に出てもらおうと考えています。本人のモチベーションが上がるような試合を組んでいきたい」とした。
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