【パンクラス】ラスベガスやロシアなど世界規模の大会開催を計画
パンクラスは、ブラジルのMMA(総合格闘技)団体『ASPERA(アスペラ) FC』(マルセロ・ブリガデイロ代表)と、『IMORTAL(イモータル)FC』(ステファノ・サトリ代表)の両プロモーションで、「ROAD TO PANCRASE:BRAZILトーナメント」を開催することを発表した。
これは各階級で4人制ワンデイトーナメントを『ASPERA FC』と『IMORTAL FC』で交互に開催し、優勝選手にはパンクラスとの複数試合契約が与えられるというもの。第1回目の「ROAD TO PANCRASE:BRAZILトーナメント」は7月16日(土・現地時間)に『ASPERA FC 43』で開催される。今大会の階級はフライ級(-56.7kg)。出場選手は近日中に発表される。
日本行きの切符を手にし、かつてのヴァンダレイ・シウバやアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラのようにスターの座を手にするブラジル人選手は現れるのか。
今回のトーナメント開催にあたり、酒井正和パンクラス代表は次のようにコメント。また、今後の世界戦略についても明かしている。
「ブラジルのアスペラFCとイモータルFCとの業務提携を、発表出来る事を嬉しく思います。これまで両団体のイベントを見てきて、ブラジルで最高の選手たちが集まっている事を知りました。このパートナーシップで新たな選手を発掘し、未来のMMAスターを育てていきたいと思います。
さらにパンクラスはブラジル大会開催を視野に入れています。パンクラスは昨年アジアで初となるUFCファイトパス放送開始以来、世界的に認知されてきました。また、スポーツMMAとしてハワイ州コミッション管轄でのイベントも実現し、日本発スポーツMMAブランドとしての海外開催に一歩を踏み出す事が出来ました。
今後はブラジル、ハワイ、ラスベガス、ロサンゼルス、ラテンアメリカ、ロシア、アジアなど各主要地域で世界規模の大会開催を計画しています。さらに男女の全階級で、各地域のチャンピオンが日本のパンクラスに集結し世界一を決める事も実現出来ると思います。
パンクラスはUFCファイトパスを通じて、世界約170カ国で全大会がライブ配信されているので、各地域の選手をパンクラスでプロモートしていきます」
以下、ブラジル両プロモーション代表のコメント。
ASPERA FC代表 マルセロ・ブリガデイロ
「アスペラFCは最高のブラジル人選手が参戦する舞台として認知されています。パンクラスが求めている選手がこの中にいるはずです。日本最大のMMA団体パンクラスが世界中から最高のファイターを探しています。最高のブラジル人ファイターはここ、アスペラFCにいると自信を持って言えます」
IMORTAL FC代表 ステファノ・サトリ
「ブラジル人選手の夢を叶える為にこの提携はとても重要な機会になります。世界的に認知され尊敬されるパンクラスと、試合出場契約を結ぶ事が彼らの夢でした。既に我々は、実績ある強豪と未来ある若手のブラジル人選手をパンクラスに送り込み人気を集めています」
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