【K-1】武尊、乱闘寸前会見に怒り収まらず
6月24日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~-65kg世界最強決定トーナメント』に出場する、K-1 WORLD GP -55kg王者・武尊(K-1ジム・チームドラゴン)のコメントが主催者を通じて届いた。武尊はKrush -58kg王者・小澤海斗(K-1ジム EBISU小比類巻道場)と対戦する。
かつて自分が巻いていたベルトの現王者との対戦が決まり、「僕が人生で初めて獲ったベルトがKrush -58kgのベルトなので、今それを巻いているという意味では対戦相手として不足はないです。K-1の試合に専念するために返上したベルトですが、ものすごく想い入れがあるし、ずっと自分の手元にあったから私物のような感覚もある。それを別の人間が巻いているのを見ると気分が悪いです(苦笑)」と、複雑な感情を吐露する武尊。
しかし、その現王者・小澤は4月29日(金・祝)都内にて行われた記者会見で武尊を挑発。マジギレした武尊とあわや乱闘寸前にまで発展した。
「僕もベルトを獲るまでは言いたいことを好きに言っていましたが、チャンピオンになってからはより多くの人にK-1や僕を知ってもらうために、言葉使いや振る舞いを気にしていたんですね。でも今回はそういうことを考えたくないくらいムカつきました。久々にリミッターを外して戦います」と、今も怒り心頭だ。
小澤の「今ここで喧嘩でやってやろうか」との小澤の挑発に「やるか?」とも答えた武尊。「本当にやってやりたかったですね。僕はKrushで試合をしていた頃、ずっと相手を“壊す”戦い方をやっていましたが、今回はそれを思い出します。僕の中で“倒す”と“壊す”は違うもので、K-1に出るようになってからは“倒す”ことを意識して練習・試合をやっていたんですけれど、今回は違います。アイツを“壊す”つもりです」と、久しぶりに“クラッシャー”になると宣言。
武尊の怒りは収まらず、小澤の「俺が武尊を喰ってやる」発言に対しては、「それがムカつくんですよ。僕の今の地位や人気を妬んでいるのは、それだけ僕を評価していることの裏返しだと思いますが、僕に勝ってそれを奪うとか持っていくという発想がムカつきます。僕がどれだけ努力してここまで来たか? それを全く分かってないし、そこにリスペクトも何もなく、ただ単に挑発するのは本当に腹が立ちます」と怒りを露にする。
最後には、「チャンピオンになった時に『武尊と戦わせろ』と言っていたみたいですけれど、名前を出されるだけでもムカつくんですよ。武尊の“た”の字も言わせないくらい圧倒的に勝ちます。もう今から速攻で道場に戻って追い込み練習を始めたいくらいです。過去最高にモチベーション上がってるんじゃないですかね。アイツを壊すためにいい練習が出来ると思います」と、戦闘意欲をむき出しにした。
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