【ボクシング】井上の挑戦者カルモナ「リング上では何が起こるか分からない」
5月8日(日)東京・有明コロシアムで開催される『ボクシングフェス5・8~井上尚弥&八重樫東ダブル世界戦~』の記者会見が、6日(金)都内にて行われた。
WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋ジム)に挑戦する同級1位ダビド・カルモナ(メキシコ)は、20勝(8KO)2敗5分の戦績を持ち、WBOラテンアメリカ・スーパーフライ級王座を保持していた(現在は返上)。
昨年7月には、井上の拳の負傷による長期戦線離脱にともないワルリト・パレナスとWBO暫定王座決定戦を行ったが、ドローに終わった。これにより正規王者の井上がパレナスかカルモナのどちらかを挑戦者として指名する形となり、井上がパレナスを指名したためカルモナの挑戦権が消滅したという経緯がある。
カルモナは「日本に来てまだ日は経っていないが、いい調整が出来ている。メキシコでいいコンディションを作ってきたので、日本ではそのコンディションを保つトレーニングをしているよ。気持ちは落ち着いているし、試合に集中している」と、グッドコンディションをアピール。
今回が3度目の世界タイトル獲得挑戦となり、「この試合には大きな意味がある。16年間ボクシング人生を過ごしてきて、大事な節目を迎えた。必ずこのチャンスを生かしたい」と、並々ならぬ意気込みだ。
「日本に来てから3度目の世界挑戦ですがと3度同じ質問を受けたよ(笑)。でも試合は毎回全く違う意味を持つ。1度目は負けたが2度目は引き分け、だから3度目は必ず勝つ」と、3度目の正直で世界タイトルを獲得したいという。
王者・井上については「とてもいい選手。何かを持っているから世界チャンピオンなのだと思う」とリスペクトしながらも、「しかし、リング上では何が起こるか分からないよ」と語った。
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