【UFC】前女子バンタム級王者ホルム、7月大会で復帰戦
7月23日(土・現地時間)アメリカ・シカゴで開催される『UFC FIGHT NIGHT』のメインイベントとして、前UFC女子バンタム級王者ホリー・ホルム(アメリカ)と同級9位ワレンチナ・シェフチェンコ(キルギス共和国)の対戦が予定されていることを現地メディアが伝えた。
ホルムにとっては王座陥落以来の復帰戦となる。ホルムは昨年11月、絶対王者ロンダ・ラウジー(アメリカ)を得意の打撃で2RKOし、UFC女子バンタム級王者に輝いた。しかし、次戦となった今年3月の『UFC 196』でミーシャ・テイト(アメリカ)を相手に初防衛戦を行い、終盤までは内容で上回るも最終Rにスリーパーホールドによる一本負けを喫し、初防衛に失敗した。
プロボクシングで18度世界王者となり、世界三階級制覇を成し遂げたホルムは、2011年3月からMMA(総合格闘技)に転向し10戦無敗を維持していたが、このテイト戦での敗戦がMMA初黒星となった。今回、悔しい敗戦から約4カ月ぶりの試合を迎えることとなる。
対戦相手のシェフチェンコは、ムエタイやキックボクシングで56勝2敗の戦績を残し、世界大会でも多くの優勝経験がある打撃が得意なファイター。MMAでは2003年にプロデビューを果たし、地元キルギス共和国の大会やイギリスの『Fusion Fighting Championship』などで活躍後、昨年からUFCに参戦した。
MMA戦績は14戦12勝2敗。打撃系ファイターでありながら、絞め技・関節技によるフィニッシュで5勝を上げている。UFC初戦は代役として急きょの参戦であったが、元Strikeforce女子バンタム級王者サラ・ カフマン(カナダ)から判定で勝利を上げ、実力を示した。
王座陥落、そしてMMAキャリアでの初黒星というショックからホルムは果たして立ち直ることが出来たのか。注目の一戦となる。
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