2016/05/11（水）UP
（最終更新：2016/05/11 17:45）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

3月大会で豪快KO勝ちを収めた上原（左）は、2戦目でベテランの高萩（右）と対戦

　6月24日（金）東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN～-65kg世界最強決定トーナメント』の記者会見が、5月11日（水）都内にて行われた。

　参戦が発表されていた元RISEライトヘビー級＆ヘビー級の二階級王者・上原誠（士魂村上塾）の対戦相手が、高萩ツトム（K-1ジム・チームドラゴン）に決定した。

　高萩は2004年全日本新空手道選手権大会重量級で優勝、最優秀選手賞を獲得して同年6月にK-1でプロデビュー。その後もK-1に何度も出場し、J-NETWORKやBigbangでも戦績を積んで12勝（4KO）13敗3分。現在33歳。

　両者は2010年4月のK-1で対戦しており、その時は高萩が判定2-0で勝利を収めている。

　上原は「しっかりと6年前の借りを返して高萩選手を倒したい。あの時は試合前に勝てるもんだと思っていたんですが負けてしまって。その負けがあったから今の自分がいると思っています。昔の自分よりはるかに強くなっているのは高萩選手のおかげです（高萩戦後は18戦して2敗しかしていない）」と、高萩に感謝しつつもリベンジを宣言。

　高萩は「もう過去の話。僕とやった後に他団体でベルトを獲ったり強い選手に勝ったりした実績がある。現在はかなり強いと思う」と過去の対戦は参考にならないと言うが、「でも僕も自分が弱いとは思っていない。今回はしっかりKOして僕の方が強いことをアピールしたい。かなりハイレベルな試合になると思う」と、今度はKOで返り討ちにしたいと意気込んだ。

　前回とは違う試合を見せたいという上原は、「細かいテクニックを見せたい。会場のお客さんが見てもよく分からないくらいの細かいテクニックを使います。伝わらないかもしれませんが、目のフェイントや足の位置などを変えて、30秒～1分おきに戦い方を変えます。それで結果を出して見せたいと思う」と、今回はパワーではなくテクニックで勝ちたいという。