【ZST】UFC超える大人気、中国2大会に選手を派遣
5月16日(月)都内にて記者会見が行われ、ZSTから中国の2つのMMA(総合格闘技)大会に選手が派遣されることが発表された。
5月21日(土・現地時間)中国・北京のグリーンモールホテルで開催される『子弾飛6-BULLET FLY 6-』には、川村謙(リバーサルジム東京スタンドアウト)と平信一(綱島柔術)、5月28日(土・現地時間)中国・河南省スタジオで開催される『WLF MMA-武林籠中対-』には、坂巻魁斗(BRAVE GYM)と関鉄也(SONIC SQUAD)をそれぞれ派遣。
『BULLET FLY』は2015年に旗揚げされた団体で、北京を中心に大会を開催している。今大会は日本、韓国、タイ、ロシア、ブラジル、ダゲスタンと6カ国から選手を招聘して行われる国際大会で、メインイベントでは中国『LEGEND FC』(現在は消滅)で活躍していたヤオ・ホンガン(中国)と川村が対戦する。
『WLF MMA』はキックボクシング大会として日本でも知られる『武林風』のMMA部門。今回が4回目の開催となり、日本、韓国、ロシア、イラン、モンゴル、アルメニア、カザフスタンなど10数カ国から選手が参戦する大規模な国際大会として行われる。テレビ中継もされており、視聴率は0.3(日本と同じ%ではなく独自の数え方をする)を記録するという。
中国で人気のあるスポーツ「NBA」の視聴率が0.4~0.5であり、韓国のMMA大会『ROAD FC』は0.2、世界最大のMMA大会『UFC』はかなり下がって0.03だと言い、『WLF MMA』はUFCをも超える中国で最も人気のあるMMA大会とのこと。
今回、コーディネートを務めた岩熊宏幸チャイニーズ・ファイティング・プロモーション代表は中国の格闘家について、「キックボクシングで対戦した日本人選手に聞けば拳が石のように硬い、MMAで対戦した日本人選手に聞けばフィジカルと骨格の強さが違う、と言います。アジアの選手だとひとくくりには出来ない、日本人や韓国人とは違ってオランダやモンゴルやカザフスタンの選手に近いと考えた方がいい。欧米人の選手と思った方がいいです。また、日本人に対しては同じアジアの中では負けられないという気持ちを強く持っていて、ハートとフィジカルの両方の強さを持っていると言えます」と、その強さを評する。
会見に出席した関は、「相手が日本人ではないのが楽しみ。あとケージ(金網で囲まれたリング)でやるのも初めてなので、不安や恐さもありますが早くやりたい。明日やってもいいくらいです。向こうに行ってぶん殴ってくるだけ。試合間隔が空いてしまったので爆発させたい」とコメント。
平は北京のガイドブックを眺めつつ、掲載されている「私は日本人です」「彼は誰ですか」「大きい」といった北京語を挟みつつ、(とにかく)「投げる」と得意の投げで勝つと語った。
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