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【極真会館】3階級制覇狙う高橋佑汰に、鎌田は「世代交代させない」

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2016/05/18(水)UP

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重量級で注目の高橋佑汰(左)と鎌田翔平(右)

 6月4日(土)・5日(日)大阪府立体育会館で開催される極真会館『2016オープントーナメント第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会』の記者会見が、5月18日(水)都内にて行われた。会見には松井章圭館長と12人の日本人有力選手たちが出席。

 軽量級(-70kg)、中量級(-80kg)、軽重量級(-90kg)、重量級(+90kg)の4階級で合計143名が体重別のトーナメントで王座が争われる。なお、今大会は来年開催予定の「第6回世界ウェイト制空手道選手権大会」の日本代表選考を兼ねている。

 会見では各階級の優勝候補たちがそれぞれ意気込みを語り、その中でも注目されたのは23歳の高橋佑汰(東京城北支部)。2010年の全日本ウェイト制選手権では中量級を制し、2014年の同選手権では軽重量級で優勝を果たし、今回は重量級に階級を上げ、極真史上2人目となる3階級制覇を狙う。

 高橋は「3階級制覇という目標だけを立てていると足元をすくわれる可能性もあります。重量級の選手はみんな強いので一戦一戦集中して頑張ります。世界大会では悔しい結果になり、自分の組手を一から見つめ直し、心技体ともに去年よりも上回っています。相手の組手をさせないで、自分の組手を貫いて勝ち進むことが今回のテーマです」と意気込みを語った。

 すると、優勝候補筆頭で2014全日本ウェイト制重量級優勝の鎌田翔平(東京城西支部)は「今大会は若手がたくさん出場します。世代交代の年とも言われますが、絶対にそういうことはさせない。全試合一本勝ちする気持ちで臨みます」と若い選手には優勝は譲らないと宣言。高橋の3階級制覇については「自分には関係ないこと。自分の目の前に来たら、ただ倒すだけ。今から試合を楽しみにしています」と自信に満ちたコメントを残した。

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