2016/05/18（水）UP
（最終更新：2016/05/19 11:43）

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

会見には松井章奎館長（中央）と12人の日本人有力選手たちが出席

　6月4日（土）・5日（日）大阪府立体育会館で開催される極真会館『2016オープントーナメント第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会』の記者会見が、5月18日（水）都内にて行われた。会見には松井章奎館長と12人の日本人有力選手たちが出席。

　軽量級（-70kg）、中量級（-80kg）、軽重量級（-90kg）、重量級（＋90kg）の4階級で合計143名が体重別のトーナメントで王座が争われる。なお、今大会は来年開催予定の「第6回世界ウェイト制空手道選手権大会」の日本代表選考を兼ねている。

　既報の通り、今大会から大幅にルールが改定され、主なものとしては、これまで反則技だった押しが有効になり、足を払って転倒させれば技あり、または一本となる。

　会見では新ルール導入を受けての練習内容について聞かれると、それぞれが自信に満ちた練習が出来ていることを明かした。

　極真史上2人目となる3階級制覇を狙う重量級・高橋祐汰（東京城北支部）は「新ルールに向けて稽古に取り組んできました。ルール改定を受けての稽古の内容は言えませんが、色々な技術を身に付けています」とコメント。

　重量級優勝候補の鎌田翔平（東京城西支部）は「新ルールは自分に適したルール。押し、足掛けなど実戦性が強くなったルールなので今から試合が楽しみ」と自信を見せる。

　また、軽重量級の石崎恋之介（東京城西支部）は「軽重量級の中で自分は身長は低く、体重的にも軽い方なので押し、抑え、崩しに対して不利になるかと思いますが、小さいながらも有利になる部分もあるのでそこをしっかり練習している最中です」という。

　そして軽重量級の竹岡拓哉（東京城西支部）は「刺激のある試合が展開されると思う。自分もそれに適応して新技があるのでそれをいかに試合で出せるかを楽しみにしたいと思う」と新技を用意したことを明かしている。
　
　松井章奎館長は「ルールはより実戦性を追及したもの。より観客が楽しめるような白熱、緊迫するような試合をしてほしい」と期待を寄せるコメントを残した。