【RISE】那須川天心、期待以上の勝ち方をしたい
5月29日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 111』のセミファイナルにて、イタリアフェザー級王者タリック・トッツ(モロッコ)を迎え撃つRISEバンタム級&ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者・那須川天心(TARGET)のコメントが主催者を通じて届いた。
デビュー以来13連勝(10KO)とその勢いは止まることを知らない驚異の17歳・那須川。今回も外国人選手との対戦となったが、1月のマノリス・カリシス戦、3月のフレッド・コルデイロ戦とダウンを奪いながらも判定までもつれる試合が続いた。
「技術は日本人の方があると思うんですが、外国の選手はパワー、フィジカル、身体の硬さがありますね。僕がまだ完成していない部分が完成していて。例えば僕がスピードが5だとしたら、相手はスピードが3だけどパワーが5あるって感じで。非対称、僕に持ってないものを持っています。
だからパワー、フィジカルがありつつスピードと技術を持った選手が出てくると、このままでは危ないと思います。そこの差を埋めていくためにもどんどん経験をしてトレー二ングをして行きたいです」と、外国人選手との試合を通して課題が見えたようだ。
今回対戦するトッツに関しては、「映像があまりないんですが、タイプ的にはフィジカルと技術かなと。パンチも結構出してきますが、もらわなかったら大丈夫かなと思います」と評し、「オクタゴン(トッツの主戦場であるイタリアの立ち技格闘技大会)の60kgで1位なので、ここで勝てば向こうでの評価も上がるかなと。そうしたら海外からオファーが来ると思うし、そうなりたいですね。
世界タイトルは取ったけれど、まだまだたくさん強い選手がいると思うので、1~2年勝って行けば海外でも認められると思うし、RISE、ISKAのベルトの価値を上げられるんじゃないかと思います」と、今回の試合も勝って海外への飛躍を狙う。
最後に那須川は、「KOを期待されているのは分かっているし、倒すのが一番いいし、倒さないと盛り上がらないですよね。圧倒的に勝ってるけれど、みんなの期待以上のことをしたいです。レベルの差を見せたいですね」と、今度こそKOで仕留めたいと語った。
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