【UFC】ヴェウドゥム復帰戦の相手はアリスターを破った実力者
9月10日(土・現地時間)アメリカ・オハイオ州クリーブランドのクイックン・ローンズ・アリーナにて開催されるMMA(総合格闘技)イベント『UFC 203』の追加対戦カードが発表された。
5月14日(土・同)にブラジル・パラナ州クリチバで開催された『UFC 198』ヘビー級タイトルマッチにて、スティペ・ミオシッチ(アメリカ)にKO負けし王座から陥落したファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル)が復帰戦に臨む。
その相手は現在UFCヘビー級5位の実力者ベン・ロズウェル(アメリカ)に決定した。
ロズウェルは2001年にプロデビューし、46戦36勝10敗のMMA戦績を残すベテラン。レスリングとボクシングをバックボーンに持ち、勝ち星のうち20勝がKOかTKO、13勝が寝技による一本勝ちという、立ってよし寝てよしのファイターだ。2005年には日本でシュートボクシングの試合に出場し、ノブ・ハヤシから判定勝ちを収めている。
UFCでは10戦6勝4敗のロズウェル。2014年には当時ヘビー級7位のアリスター・オーフレイムに右フックからのパウンド連打により1RでTKO勝ち。さらに2016年1月にはジョシュ・バーネットをチョークで締め上げ、ジョシュにMMAで初の一本負けを与えている。
一方、迎え撃つ元UFCヘビー級王者ヴェウドゥムは、2003・2004年にムンジアル(柔術世界選手権)黒帯ペサディシモ級を連覇した実績を持つ寝技の実力者。2010年には当時ヘビー級世界最強と呼ばれていた元PRIDE王者エメリヤーエンコ・ヒョードルから腕ひしぎ三角固めで一本勝ち。ヒョードルからMMAで初めて一本を奪った選手としても注目を集めた。
ヴェウドゥムはUFCでもロイ・ネルソン、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、マーク・ハントといった強豪を次々と下し、ミオシッチに敗れるまでは6連勝中であった。
果たしてヴェウドゥムは、アリスターやジョシュを下したロズウェルを相手に、王座奪還に向けて復帰戦を勝利で飾れるか。
<決定対戦カード>
▼ヘビー級 5分3R
ファブリシオ・ヴェウドゥム(ブラジル/同級1位)
vs
ベン・ロズウェル(アメリカ/同級5位)
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