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【NJKF】MOMOTAROとスパー&対談のテヨン「間合いと足技が凄い」

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2016/07/12(火)UP

言葉に熱がこもるMOMOTARO(左)とテヨン(右)

 7月23日(土)東京・ディファ有明で開催の『NJKF 2016 5th ~WBCムエタイ祭り~』に出場する、日本人王者2人の技術と練習論を交わす対談の模様が主催者を通じて届いた。

 対談を行ったのはWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者テヨン(キングジム)とWBCムエタイ日本統一フェザー級王者MOMOTARO(OGUNI-GYM)。テヨンは今大会でWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーライト級王座を懸けて、WBCムエタイ世界11位のマティアス・セブン・ムエタイ(イタリア)と対戦。MOMOTAROは挑戦者にWPMF世界タイトルで二階級制覇を成し遂げた一戸総太(いちのへ・そうた/WSRフェアテックスジム)を迎え、初防衛戦に臨む。

 スパーリングを終えた両者。テヨンが「実際にやってみてやりにくかったし強かったです。これは試合中に対策を立ててどうにかしようと思っても試合が終わっていますね」と言うと、MOMOTAROは「僕の方こそ”あ、終わったな”っていうのが何回もありました」と苦笑いを浮かべた。

 距離と間合いの取り方が抜群と言われるMOMOTARO。それについて、実際に拳を合わせたテヨンは「もちろん最初は遠くて、それで当てたいから中に入ろうとしてもなかなか入らせてくれないんです。サウスポーっていうのも懐が深い理由だと思うんですが、あとはやっぱり独特の間合いだったり惑わしの足技が凄くて、それが相手にとっては入れない要因だと思います」と分析した。

 タイトルマッチについてテヨンは、「NJKFでインターナショナル王座を獲っている選手もいますし、それに影響されてすごく獲らないとっていう気持ちになっています。今回相手は外国人ですが、そこを変な先入観で臨むと特別な感情になってしまうから”顔が外国人だな”ぐらいにしか思わず、絶対殴って沈めたいなと思っています」とKO宣言。

 MOMOTAROは、「一戸さんが4年ぐらい日本人に負けていないって聞いて、さらにモチベーションが上がりました。今フェザー級で日本で1番強いって言えるぐらいの選手だと思うので、その相手を倒して、自分が1番になりたいです。ここをしっかり防衛して、インターナショナル王座挑戦へつなげられればいいかなと思っています。常にテヨン君が先にいるので、追いつきたいですね」と、一戸を倒してその先へ進みたいと語った。
 
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