【Krush】初防衛の女王KANA「女子格闘技界と勝負する」
7月18日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.67』の一夜明け会見が、19日(火)都内で行われた。
Krush女子タイトルマッチで、挑戦者グレイシャア亜紀(NEXT LEVEL渋谷)との接戦を制し、初防衛に成功した第2代Krush女子王者KANAが会見に出席し、現在の心境を語った。
プロ5戦目にしてベテラン相手に王座防衛を果たしたKANA。「40戦以上ものキャリアを持つ相手に勝ったことで、自分の成長につながったと思います。しかし、チャンピオンである以上、キャリアは関係ありません。これからは1試合で10試合分の成長を遂げるくらいの覚悟で試合に臨んでいきたいと思います」と、さっそく今後の意気込みを述べた。
試合については「相手は技術の巧さがあって、自分の弱点を突かれたり、良い部分を消されたりすることがありました」と振り返り、グレイシャアの上手さを称えた。
また、自身の出来栄えについては「1Rから焦らずに試合を運べました。ローを効かせていたと思うので、しっかり上下に散らして攻めていけば勝てる自信がありました。手数や間合いのところで、前回のタイトルマッチよりも上手く出来たと思います」と、成長の手ごたえを掴んだ様子。一方で「KOを狙い過ぎて、タイミングや距離が上手く図れなかったです」と課題を挙げることも忘れなかった。
今後の目標について聞かれると「世界の強豪と勝負していくと同時に、女子の格闘技界とも勝負していきたいと思っています」とKANA。「少しずつ、女子格闘技が盛り上がっていますが、立ち技はまだそこまで盛り上がっていないと思います。だから自分が中心になって女子の立ち技格闘技を盛り上げていきたいと思っています」と力強く語った。
宮田充Krushプロデューサーは、KANAの次戦について「紅絹選手とグレイシャア選手を破ったことは大きいですね。今後は海外の選手を挑戦者として招聘することも考えていますが、国内にもムエタイルールなどで活躍している選手もいるので、声が上がれば対応していきたいと思います」と話している。
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