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【巌流島】喧嘩フットボール来襲「自分の町を守る帰属意識で戦う」

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2016/07/29(金)UP

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“世界一過激な球技”と言われる「カルチョ・ストーリコ」の猛者ミシェル

 7月31日(日)東京・有明コロシアムで開催される新異種格闘技「巌流島」の第4回大会『巌流島 WAY OF THE SAMURAI公開検証Final』の出場選手個別インタビューが、7月29日(金)都内にて行われた。

 第3試合、83kg契約でモンゴル相撲のボルドバートル・オンダラルと対戦するミシェル・ベルギネリ(イタリア)。

 ミシェルは“世界一過激な球技”と言われる「カルチョ・ストーリコ」の猛者。カルチョ・ストーリコは、16世紀にイタリア・フィレンツェで始まった歴史ある球技であり格闘技。試合では素手で殴り合い、蹴り合い、投げ合って、負傷者が続出する。死角から不意打ちで放つ頭部への攻撃は禁止だが、それ以外は素手でのパンチ、キック、ヒジ、頭突きに関節技まで認められている。ひとチーム27人で行われ、フィールドの最後部に設置されるネットにボールを投げこみ、その得点を競う。複数対複数の集団戦ではあるが、攻撃が認められるのは一対一の闘いのみとなる。

 今回初来日となったミシェルは「非常に美しい国で色々と見て回るのが楽しいよ」と笑顔を見せる。カルチョ・ストーリコについては「昔からある伝統的なもので、基本的にはラグビーとボクシングが混ざっているようなもの。ボールを守るために陣地をとって技を出し合いながら試合を進めるんだ。試合に向けては実戦と変わらないハードトレーニングをしているので厳しい。でも、自分の町を守る帰属意識があるので戦うんだ」と説明。

 これまでにボクシング(19戦15勝3敗1分)、キックボクシング(9戦9勝)、カンフー、散打(39戦35勝4敗1分)、レスリングといった格闘技もマスターしているが、「カルチョ・ストーリコは自分にとって唯一のもの。巌流島ではカルチョ・ストーリコの誇りを持って戦いたい」と意気込みを語った。 

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