【巌流島】猪木vsアリ検証マッチに挑む田村潔司、タックル&ローなど禁止に
7月31日(日)東京・有明コロシアムで開催される新異種格闘技「巌流島」の第4回大会『巌流島 WAY OF THE SAMURAI公開検証Final』の前日会見が、30日(土)フジテレビ本社屋前広場にて行われた。
一般公開というかたちで開かれたこの日の会見。現在開催中の夏祭りイベント「お台場みんなの夢大陸」の会場内に設置された特設ステージに、大会出場選手が一堂に会した。
今大会では、40年前に行われた「アントニオ猪木vsモハメド・アリ」のルールをベースとした異種格闘技戦として、田村潔司(U-Style)vs元WBFボクシング世界王者エルヴィス・モヨ(ジンバブエ)の一戦が行われる。ルールについては協議中であったが、会見の直前にようやく決定したことが巌流島広報部長の谷川貞治氏から報告された。
谷川氏の説明によると、試合は3分5ラウンドで行われ、田村は素手にレスリングレガース着用のプロレススタイル、モヨはグローブとリングシューズを着用したボクシングスタイルで戦う。試合ルールについては、田村は腰から下へのタックル、ローキック、顔面へのパンチなどが禁止され、腰から上への蹴り、顔面への掌底が認められる。寝技による攻撃は30秒までとされ、ロープ(土俵の俵の部分)エスケープ、スリーカウントによるフォール勝ちもあるという。
谷川氏は「会見の10分ほど前にようやく落ち着きました。田村選手にとっては厳しい条件になりますがすべて受け入れてくれました」と安堵の表情を浮かべた。
田村はルールについて「相手がソフトボールのホームランバッターで、僕が硬式野球のピッチャーだとします。僕はフォーク、カーブ、シンカーなどの球種が制限され、ストレートだけで勝負するようなイメージになりますね」と独自の喩えで感想を述べた。
対戦相手のモヨと対面すると「大きくて見た目も怖いですね」と苦笑いを浮かべたが、「大きい選手と小さい選手が戦うので、そういった部分も楽しんでいただけたらと思います。暑いので以上です(笑)」と最後は冗談で締める余裕も見せた。
一方のモヨは「まず何より試合に出場できることが嬉しいです。新しいことを学ぶのがとても好きなので、新たな学びとして前向きに試合に臨みたいと思います」とルールにも納得の様子。「私にはコンビネーションと破壊的なパワーがあります。明日は田村選手に勝ちたいと思います。タムラサン、アー・ユー・レディ?」と勝利を予告した。
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