【UFC】新王者ウッドリー「ニック・ディアスと戦えば”稼げる”」
2016年7月30日(土・現地時間)の『UFC 201』で行われたウェルター級タイトルマッチにて、ロビー・ローラー(アメリカ)を破り新王者に輝いたタイロン・ウッドリー(アメリカ)が、試合後の記者会見でさっそく自身の防衛戦の対戦候補を挙げた。
ウッドリーは「ニック・ディアスはそろそろ出場停止が解ける。『UFC 202』で彼と戦いたい」と、元Strikeforce世界ウェルター級王座のニックを指名した。ニックは禁止薬物の使用により昨年1月から1年6カ月の出場停止処分を受けている。
理由については「正直に言うと、今はお金を稼ぎたいんだ(笑)」と言うウッドリー。「ニックが出場するとチケットも売れるだろうし、視聴率だって稼げる。『UFC 202』で彼の弟(ネイト・ディアス)がコナー・マクレガーと戦うことだし、大会のメインカードの1つに持ってきてニックに稼いでもらっても良いと思う」と、ニックとネイトの兄弟出場が興行的な成功にもなると話した。
そんなウッドリーだが、一方では「ニック・ディアスはウェルター級では常に5本の指に入る実力者だと思う。そしてジョルジュ・サンピエールはトップだ。自分がこの階級で世界最強と言うためには、彼らと戦うべきだと思っている」とファイターらしい理由も口に。
サンピエールは約6年間無敗で10度のUFCウェルター級王座防衛を果たした人気選手。2013年11月に行われた防衛戦に勝利後、タイトルを返上し休養宣言。以降は試合から遠ざかっているが、たびたび復帰が取りざたされている。
実力者ローラーを1Rで豪快にKOし、鮮烈なインパクトを与えたウッドリー。果たして防衛戦の相手は誰になるのか。
ALL PHOTO=Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c)
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