【RISE】名物男の狂犬と番長が大一番に臨む
9月25日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 113』の追加対戦カードが発表された。
RISEフェザー級王者・花田元誓への挑戦権を懸け、5月の『RISE 111』で一刀(日進会館)と小山泰明(建武館)が挑戦者決定戦を争い、一刀が勝利。しかし、以前から痛めていた拳の怪我が悪化して年内のタイトル挑戦が困難となったため、再度挑戦者決定戦が行われることになった。
今回、改めて挑戦者決定戦を争うのは、RISEフェザー級4位・小山と同級3位・森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西)。
小山はBigbangスーパーフェザー級王座を保持し、ミドルキックやヒザ蹴りなどを得意とするムエタイスタイルの技巧派。RISEには昨年10月に初参戦、小宮山夕介をKOで下している。
森本は10勝のうち8勝がKOという攻撃力の高さを持ち、パンチ、ハイキック、ヒザ蹴りとどの技でも倒すことが出来る倒し屋。元日本王者クラス数人から勝利を奪っており、一刀とも延長戦までもつれ込む接戦を演じた。“狂犬”の異名通り、アグレッシブな攻めに徹したファイトでRISE後楽園大会の中盤戦を沸かせる選手だ。
技術面では小山が秀でているが、森本には試合を一発で引っくり返せる破壊力がある。挑戦権をつかみ取るのはどっちだ。
その森本とともに、RISE後楽園大会を常に沸かせるRISEスーパーライト級6位・番長兇侍(習志野トップチーム)の出場も決まった。番長は抜群の破壊力を誇るパンチを持ち、そのパンチのみでKOを奪いに行くスタイル。RISEライト級王座決定戦にも進出した丹羽圭介を、1Rわずか46秒でマットに沈めている。
特に5月大会で行われた橋本正城との試合では、橋本のテクニックに翻弄されて敗れるも、最後までフルスイングのパンチで倒しに行って場内は大盛り上がり。観客のハートをガッチリとつかんで、その日の大会を“番長の日”とした。
対するは、関西から突如表れたスーパーライト級3位Hideki(team gloria)。昨年1月大会でRISEに初参戦すると、元J-NETWORKスーパーライト級王者・菅原勇介に連打で優勢となって勝利。今年5月大会ではベテランの仲江川裕人をKOし、7月の『DEEP☆KICK』では同団体王者の憂也をも破っている。
両者ともパンチを得意としており、お互いのスタイルから大激戦が予想される。勝者はタイトル挑戦へ大きく一歩近付くだろう。
また、新空手出身の川手裕貴(建武館)、中島将志(新潟誠道館)の参戦が決定。川手はRISE、ホーストカップに参戦している麻原将平の同門である泰良拓也(正道会館)と対戦。今回がプロデビュー戦となる中島の相手は、RISEのアマチュア大会KAMINARIMON-65kg級トーナメントで優勝し、同じくデビュー戦となる山田恭介(インスパイヤード・モーション)に決まった。
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<追加決定カード>
▼フェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R無制限延長R
森本“狂犬”義久(BRING IT ONパラエストラ葛西/RISEフェザー級3位)
vs
小山泰明(建武館/RISEフェザー級4位、Bigbangスーパーフェザー級王者)
▼スーパーライト級 3分3R延長1R
Hideki(team gloria/RISEスーパーライト級3位)
vs
番長兇侍(習志野トップチーム/RISEスーパーライト級6位)
▼フェザー級 3分3R
泰良拓也(正道会館)
vs
川手裕貴(建武館/JAPAN CUP 2015 -60㎏トーナメント優勝、第245回新空手道東京大会K-2軽量級優勝)
▼スーパーライト級 3分3R
山田恭介(インスパイヤード・モーション/KAMINARIMON JAPAN CUP 2016選抜大会-65kg級優勝)
vs
中島将志(新潟誠道館/2014・2015全日本新空手道選手権大会 K-2GP中量級王者)
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