【UFC】トップファイターのコンディットが引退示唆
8月27日(土・現地時間)に開催された『UFC on FOX 21』のメインイベントにて、デミアン・マイア(ブラジル)に1Rで一本負けを喫した元UFCウェルター級暫定王者カーロス・コンディット(アメリカ)が、試合後に引退をほのめかしている。
コンディットは「10年近く、トップファイターの一人であるというプレッシャーの中にいたことは素晴らしいと思う。この競技を愛していたが、これ以上、ここにいるべきか分からない」と試合後に行われた会見で発言した。
しかし、一方では「こういった負け方をして去るのは嫌だよ。少なくとも、自分が本来見せているようなエキサイティングな戦いを最後にしたいとは思っている。でも、それが出来るかどうかが分からない。これで終わる方に傾いている自分もいる」とも話しており、まだ迷いがある様子もうかがえる。
現在32歳のコンディットは2002年にプロデビュー。2007年にWECウェルター級王座、2012年にUFCウェルター級暫定王座を獲得するなど活躍。これまでに40戦30勝10敗のMMA(総合格闘技)戦績を収めており、そのうち15勝がKO・TKO、13勝が一本という高い決定力を誇ってきた。トップファイターとの対戦が多い中、怪我の影響もあり、2014年からの4試合では1勝3敗の戦績。
特にコンディットの心境に影響したのが今年1月のUFCウェルター級タイトルマッチ。当時の王者ロビー・ローラーに挑戦し、激闘の末に判定2-1で涙をのんだが、この試合後にも「ベルトを獲ったら闘い続けるつもりだったが、獲れなかったので続けるかどうか考えないといけない」と引退を示唆していた。今回のマイア戦は再起を懸けた一戦であったが、本来のパフォーマンスを発揮できずに1Rで敗れたことで、引退への気持ちが一層強くなっているようだ。
PHOTO=Zuffa, LLC (c) / GettyImages (c).
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