【ベラトール】元UFC王者ヘンダーソン、11月の王座挑戦が正式決定
11月19日(土・現地時間)アメリカ・カリフォルニア州サンノゼのSAPセンターで開催される『Bellator 163』の対戦カードが発表された。
メインイベントにてライト級タイトルマッチが行われることが正式に決定。8月26日に行われた事実上の次期挑戦者決定戦でパトリシオ・ピットブルを下した元UFCライト級王者ベンソン・ヘンダーソン(アメリカ)が、王者マイケル・チャンドラー(アメリカ)に挑戦する。
今年2月にUFCからBellatorに移籍したヘンダーソン。いわゆるリリース(契約解除、またはUFCが契約を更新しない)というかたちではなく、UFCの王者クラスのファイターが他団体へ移籍するのは希なケースであったため、注目を集めた。
レスリングをバックボーンに、テコンドーとブラジリアン柔術の黒帯も持つヘンダーソンは、2012年2月のUFC日本大会でライト級王座を獲得し、3度の防衛に成功。2013年8月に4度目の防衛戦で敗れてタイトルを失ったが、UFCで迎えた最後の2試合でも連勝するなどその実力を維持。Bellator移籍初戦となった4月の大会では、いきなりウェルター級王者アンドレイ・コレシュコフが保持するタイトルに挑戦することになり、Bellatorからの期待の高さがうかがえた。
そのコレシュコフ戦では判定負けを喫して王座獲得に失敗。デビュー戦を勝利で飾ることは出来なかったが、続く8月には本来のライト級に戻り、事実上の王座次期挑戦権を懸けた一戦でピットブルに勝利。移籍3試合目にして早くも2度目のタイトル挑戦をたぐり寄せている。
迎え撃つ王者チャンドラーは2010年からBellatorに参戦。レスリングをバックボーンに、18戦15勝3敗の戦績を収めている。2011年に当時のライト級王者エディ・アルバレス(現UFCライト級王者)に一本勝ちを収めて初の王座獲得。その後、2度の王座防衛に成功したが、2013年にアルバレスとの再戦に敗れて王座から陥落。しかし、今年6月に迎えたライト級王座決定戦で、パトリッキー・フレイレにKO勝ちを収め、王者に返り咲いている。
チャンドラーが王座を死守するのか。それともヘンダーソンがUFCとBellatorという2大団体で王座獲得を成し遂げるのか。
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