【RIZIN】パパになった所英男、クロン・グレイシー攻略に自信
9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催の『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント開幕戦』にて、ヒクソン・グレイシーの次男クロン・グレイシー(ブラジル)とワンマッチで対戦する所英男(リバーサルジム武蔵小杉)が、11日(日)都内で公開練習を行った。
自身のコンディションについて「ばっちりです。あとは気持ちの準備をするだけです」と好調をアピールした所。公開練習ではシャドーボクシングの後に3分1Rのスパーリングを披露し、目まぐるしい寝技の攻防を繰り広げるなど、仕上がりの良さをうかがわせた。
対戦相手のクロンは2013年に寝技世界一を決める大会『アブダビコンバット』にて全試合一本勝ちで優勝を果たした寝技のスペシャリスト。同年に行われたプロ柔術大会では”日本軽量級最高峰の寝技師”との呼び声も高い青木真也からギロチンチョークで一本を奪っている。MMA(総合格闘技)では2戦連続で一本勝ちを収めており、昨年大みそかに開催されたRIZINでは山本アーセンを三角絞めで下している。
クロンについて、所は「組みになったら強いのは当たり前ですね」と評すが、「(相手に)穴もいっぱいあるので、そこを自分がどう頑張って突けるかですね」と攻略に向けて自信をのぞかせる。
また、「階級を上げての試合になるので、パワーアップのためにウェイトトレーニングが少し激し目にやってきました」と話し、「以前は簡単に倒されていたところで倒れなくなりましたね。だいぶ(トレーニングが)身体になじんできたと思います」と手応えをつかんだ様子だ。
かつて”戦うフリーター”と呼ばれた所も今年で39歳。7月には第1子が誕生し、父親になってから初の試合を迎えることになる。所は「将来、この子が僕の試合を見るんだなと考えると、恥ずかしい試合は出来ないと思うようになりましたね」と、試合前の心境の変化を口にした。息子に勝利を捧げるべく、所が再びグレイシー超えに挑む。
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