【ROAD FC】期待のテコンドープリンセスがデビュー
9月24日(土・現地時間)韓国ソウル市のチャンチュン体育館で開催される『ROAD FC 033』で、ROAD FC期待の新人女子ファイターがプロデビューを迎える。
彼女の名前はキム・へイン(韓国/SSABI MMA)。小学校5年生の時にテコンドーを習い始め、中学生の時にはソウル市の大会では常にトップ3に入る実力に成長。さらに高校1年生となった2008年には韓国ジュニア代表にも選ばれるなど、将来を有望視される選手となった。しかし、輝かしい実績にもかかわらず、高校生の時に家庭の事情で、やむなくテコンドーを止めざるを得なくなってしまったという。
それから数年。転機が訪れたのはヘインが20歳になった頃。格闘技への熱が冷めていなかったへインはボクシングを習い始めた。格闘技への積年の思いをサンドバックにぶつける日々を過ごしていたが、その姿を見ていた知人から、ある時MMAをやってみないかと誘いを受けたのだった。
そこから才能が開花した。昨年の春に、ROAD FCのアマチュア部門であるセントラルリーグに出場すると、テコンドー仕込みの蹴り技はもちろん、ボクシングで磨いた強打、さらに果敢に乱打戦を仕掛ける強心臓ぶりを発揮。ここでの活躍が評価され、ROAD FC期待の女子ファイターに急浮上。24歳にして見事、ROAD FCで正式にプロデビューを迎えることになった。
そんなヘインがプロ第1戦目で激突するのが、現在プロデビューから3連勝中の強敵リン・ホーチン(中国)。散打仕込みの打撃を武器とするファイターで、7月のROAD FC大会では「DEEP JEWELS」で活躍する法 DATE(のり・でいと)と対戦。キックボクシングでJ-GIRLSバンタム級3位の実力を持つ法を相手に、打ち負けることなく勝利を収めている。
しかし、ヘインは「過去の試合映像を見ましたが、攻撃力がある選手だと思います。私と年齢も同じくらいですし、キャリアに大きな差もないので勝てると思います」と強気のコメント。「テコンドーの強さをMMAで見せられるように頑張りたい」と意気込みを語った。
現在、ヘインは元ROAD FCバンタム級王者イ・ギルウの下でトレーニングに励んでおり、デビュー戦に向けて着々と成長しているようだ。
ALL PHOTOS=ROAD FC(C)
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