【ZST】RIZIN出場へ師匠から愛のムチ、王者・伊藤盛一郎が試練の2連戦
9月27日(火)都内にて開かれた記者会見で、大みそかのRIZIN出場を目標に掲げるZSTフライ級王者・伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)が、11月に試練の2連戦を迎えることが発表された。
まず、11月3日(木・祝)東京・ディファ有明にて開催の『GRANDSLAM5 -WAY OF THE CAGE-』で、修斗世界バンタム級3位・内藤頌貴(ないとう・のぶたか/パラエストラ松戸)とMMAルールで激突。続く27日(日)同所にて開催の『ZST.54 ~旗揚げ14周年記念大会~』で、ZSTバンタム級タイトルマッチ経験者である上田貴央(パラエストラTB/GSA)とGT(グラップリング)ルールで対戦する。
この日の会見には伊藤と上田、そしてZST運営委員会の執行委員で、伊藤が所属するリバーサルジム横浜グランドスラムの勝村周一朗代表が出席した。
伊藤の師匠である勝村代表は「ジムの代表、GRANDSLAMプロデューサーの立場、ZST執行委員として、伊藤をバックアップしたい。11月に連戦をさせて、RIZIN出場のアピールになればと思います」と連戦の狙いを説明。27日の2戦目がGTルールでの試合になることについては、「年末までの日程、試合のダメージ、練習状況を考慮すると、MMAの試合は厳しい」とした。
しかし、バックアップとは言っても相手はZSTと修斗のトップファイター。勝村代表は「強くて、しんどいと思える厳しい相手を選びました。ここで負けるようでは、結局そこまでの実力であったということ」と、伊藤への試練であることを伝えた。
さらに、対戦相手の上田も「前回は4年前にMMAルールで戦い、スプリット判定で敗れていますが、今回のGTルールは間違いなく僕の方が上。しかも階級は、僕が少し前まで戦っていたバンタム級(61.2kg以下)に合わせるので、体格的にも間違いなく僕の方が有利」とリベンジに燃えており、王者の行く先を阻む。
師の言葉を受けた伊藤は「ZSTの王者として負けは許されない。自信あります。ここでやらないと一生後悔します。死ぬ気で練習頑張ります」と覚悟を口に。そして、上田に対しては「最近の2試合はKO負けでダメージが心配なので、優しく極めてあげたいですね」と完勝を予告した。
8月のZST大会で勝利後、伊藤はリング上から観戦に訪れていたRIZINの榊原信行CEOにマイクでRIZIN出場を直訴。後日、榊原CEOが自身のSNSを通じ、「素晴らしい一本勝ちをした伊藤選手から試合後にRIZIN出場へのラブコールをもらいました。今日の様な闘いをこれからも観せてくれれば、是非前向きに考えさせてもらいたいです」と応えている。
伊藤は11月を乗り越え、悲願の大みそかRIZIN参戦を果たすことが出来るのか。
●編集部おススメ記事
・RIZIN出場直訴の王者・伊藤盛一郎「所英男二世になりたい」
・元修斗世界王者・勝村が金網大会を旗揚げ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】