【UFC】コーミエが2度目の防衛戦、挑戦者は3連続KO勝利中のジョンソン
12月10日(土・現地時間)カナダ・オンタリオ州トロントのエア・カナダ・センターにて開催される『UFC 206』の対戦カードが発表された。
UFCライトヘビー級王者ダニエル・コーミエ(アメリカ)が2度目の防衛戦に臨む。挑戦者は同級1位アンソニー・ジョンソン(アメリカ)。
両者は昨年5月、当時の王者ジョン・ジョーンズのタイトル剥奪処分により空位となったUFCライトヘビー級王座を争い激突。コーミエがチョークスリーパーで一本勝ちして第13代UFCライトヘビー級王座を獲得した。
バックボーンのレスリングでは、オールアメリカンに3度選出、世界選手権で第3位、アテネ五輪で第4位などの輝かしい実績を持つコーミエ。2009年にMMAプロデビューを果たしてからは現在までに19戦18勝1敗と大きく勝ち越し。勝ち星のうち6勝が打撃によるKO・TKO、5勝が関節技・絞め技による一本だ。
王座獲得後は昨年10月に同級2位アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)の挑戦を退けて初防衛に成功。今年7月の『UFC 200』では元UFCミドル級王者アンデウソン・シウバ(ブラジル)を下している。
対するジョンソンはコーミエに敗れて以降、3試合連続KO勝ちと絶好調。8月には同級3位グローバー・テイシェイラ(ブラジル)を右アッパーにより1Rわずか13秒でマットに沈めた。その強打者ぶりは戦績にも表れており、これまでに収めた27戦22勝5敗の中で一本勝ちは一度もないが、打撃によるKO・TKOが16勝という数字だ。
約1年8カ月ぶりに拳を交える両者。コーミエが2度目の王座防衛なるか。それともジョンソンがリベンジ&王座奪取を果たすのか。
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