【K-1】”新”左右田が公開練習でプロレス技「昔の自分を超える」
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する、元RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)が、10月13日(木)都内の所属ジムで公開練習を行った。
左右田は19勝1敗の戦績を引っさげ、2014年11月3日の新生K-1旗揚げ戦から参戦。-65kg初代王座決定トーナメントで決勝戦へ進出するなど活躍したがここ最近は3連敗中。3月の山崎秀晃戦を最後にリングを離れていたが、今回約8カ月ぶりの再起戦に臨むことに。スーパーファイト(ワンマッチ)でファワド・セディッキ(オランダ)と対戦する。
この日の公開練習では2分1Rのミット打ちを披露。ドラムミットにパンチ、ローキック、飛びヒザ蹴りをテンポ良く打ち込み、最後は新日本プロレスで活躍する柴田勝頼のPK(スリーパーホールドで相手を絞め上げて尻餅をつかせた後、ロープから走り込んで胸部に蹴りを入れる技)で豪快にフィニッシュした。
大のプロレスファンであるという左右田はオリジナルのマスクを持参。「今回のテーマは『生きたいように生きて、なりたい自分になって、過去の自分と戦って昔の自分を超える』です。その昔の自分を超えるために大事になるものです」とマスクの意味を説明。
公開練習でプロレスの技を披露した狙いを尋ねられると、「意図があるとかではなく、プロレスファンとして染み付いているものがとっさに出てしまいました」と言葉に熱がこもる。
さらに「今回は復帰戦になります。新しい自分という意味も込めて、新日本プロレスの選手入場曲を作っている北村陽之介さんに僕のオリジナル入場テーマ曲を作っていただきました。そちらもしっかり聴いていただければと思います」と徹底した。
そんな左右田は3月の試合に敗れてから、1週間ほどタイで武者修行を敢行。「今までは良くも悪くも試合に入り込みすぎて、悲壮感が出ていたところがあります。向こうですごく感じたのは、タイ人選手は試合前でも本当に普通に過ごしているんですよね。そういう感覚が自分にも合っていると思い、そのあたりの意識改革をしました」と成果を振り返る。
今回対戦するセディッキはオランダの名門メジロジムの新鋭。パワフルなパンチと後ろ回し蹴りなど多彩な蹴り技を武器とする。「パンチ力もありますし、たまに回転系の技を出すようなトリッキーな部分もある。過大評価も過小評価もせず、警戒しています」とその印象を語る左右田。
さらに「海外から来る選手はK-1に出るというだけで、いつも以上のパワーを発揮してきます。そういう部分も含めて強いと思います」と気を引き締めると、「倒しにいくのではなく、勝つために倒します」と闘志を燃やした。
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