【ムエローク】15歳天才少年がムエタイ世界王座に挑戦
11月13日(日)東京・新宿FACEで開催される『ムエローク 2016 4th』の主要対戦カードが発表された。
異例のタイトルマッチが決定した。15歳の吉成名高(エイワスポーツジム)がWMC世界ピン級(-45.36kg)王者シューサップ・トー・イッティポーン(タイ)に挑戦する世界タイトルマッチが行われる。
吉成は小学生時代からアマチュアジュニア大会で数々のタイトルを獲得し、17冠王となった“ムエタイ天才少年”。15歳の高校1年生がヒジ打ち、首相撲からのヒザ蹴りありのムエタイルールで世界タイトル戦を行うのは異例のことであるが、「タイで勝ち抜く本物のムエタイ選手を育成したい」と標榜するエイワスポーツジムでは、才能と実績をタイ人トレーナーに認められた選手はタイ遠征に赴き、ムエタイルールの3分5Rを年齢制限なく経験させている。
実際、小学生からムエタイルールをたしなんでいる吉成はここ最近、8月10日、8月13日、9月4日、9月22日、9月30日とタイで連戦し、5戦5勝4KOの戦果を挙げている。しかも9月22日の試合は、ムエタイ2大殿堂のひとつラジャダムナンスタジアムに招へいされた一戦であり、エッガチャイ・ソージョートイ・ペッリュウに4RでKO勝利した。
挑戦を受ける王者シューサップも17歳という若さで、33勝12敗の戦績を誇る。幼少期よりプロとして活動し、ヒジ打ちあり、首相撲無制限の3分5Rを当たり前にこなすタイのヤングファイターだ。吉成が15歳にして世界タイトルを獲得することが出来るのか、注目される。
WMC(World MuayThai Council=世界ムエタイ評議会)は1995年にムエタイの国際的普及を目的として設立された王座認定団体で、タイ国スポーツ局が認定しており、ムエタイ王座の中でも権威が高い。過去には故アンディ・フグ、金泰泳、スタン・ザ・マンなどが世界王座に就いている。
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