【K-1】再起の左右田「ギラギラしてメラメラにさせたい」
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~』に出場する、元RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)のコメントが主催者を通じて届いた。
3月の-65kg日本代表決定トーナメント1回戦で山崎秀晃に敗れ、初の3連敗、25戦目にして初のKO負けを味わった左右田。「レフェリーが試合を止めた後のゴングが鳴った瞬間に全部が切れちゃって…。『もう終わった』という気持ちになって(格闘技を)辞めようと思ったんです」と振り返る。
指導以外ではジムに全く行かず、普通の生活を過ごす日々。しかし、「そんな中でブログなどのSNSにたくさんの方がコメントをしてくださいました。もしここからが僕のK-1での第2章と言うのなら、そのきっかけを作ってくれたのは応援してくださった皆さんです。そして僕にとってはゲーオ(・ウィラサクレック)の存在も凄く大きかったですね」と、再起するきっかけとなったのはファンの応援とゲーオの存在だったという。
「ある日、家に帰ってのんびり携帯をいじっていたら、突然ゲーオの関係者からメッセージが来て『ゲーオがソウダのことを心配している。とりあえず三ノ輪のジムに来て、ゲーオと一緒に練習しよう』と言ってくれて。その時に凄く胸が熱くなったというか…本当に嬉しくて。いずれゲーオと試合をやる・やらないではなく、とりあえずジムに行こうと思ってジムに行ったら、ゲーオが僕のことを迎え入れてくれたんです」
なぜゲーオが誘ってきたのかは分からないそうだが、そこからゲーオとの練習が始まったことによって再びリングに向かう気持ちになった。ただし、「今の僕にとってゲーオは凄く信頼できる人間ですが、僕が欲しいものはK-1スーパー・ライト級のベルトです。それを持っているのはゲーオですし、もしそれがもらえるなら、僕は全然ゲーオと戦います。むしろゲーオと一緒にいてベルトを近くで見る機会も多いので、ベルトが欲しいという欲は大きくなっています」と、時が来ればゲーオと戦うとの気持ちは変わっていない。
再起戦の対戦相手はファワド・セディッキ(オランダ)。オランダの名門メジロジム期待の新人で、パワフルなパンチと後ろ回し蹴りなど多彩な蹴り技を持つ選手だという。
「外国人選手は映像を見ただけでは分からない部分もありますが、パワーは日本人とは違うと思いますし、なんといっても若い。若くて戦績も多いのでギラギラしている選手だなと思います」と相手を評した左右田は、「次の試合はしっかり相手以上に僕がギラギラして、会場をメラメラに燃えさせたいと思います」と意気込みを語った。
写真=(C)M-1 Sports Media
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