【K-1】城戸を初回KOしたダルベック、王座挑戦を希望

2016/11/04（金）UP
（最終更新：2016/11/04 17:10）

　11月3日（木・祝）東京・国立代々木競技場第2体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN～初代フェザー級王座決定トーナメント～」の一夜明け会見が、4日（金）都内で行われた。

　スーパー・ウェルター級スーパーファイト（ワンマッチ）で、城戸康裕（谷山ジム）を1Rわずか2分9秒でKOしたサニー・ダルベック（スウェーデン）が会見に出席。

「昨日の試合は思っていた通りの結果に終わってとてもいい試合だったと思います。城戸選手は距離をつかむのが難しい選手だと思いました。最後はラッキーパンチが入ってKOで勝つことが出来ましたが、距離がなかなかつかめなくてイライラしました」と、城戸を仕留めた左ストレートはラッキーパンチだった、と自ら言う。

　しかし、次の試合が3週間後に地元スウェーデンで決まっており、「だから今回の試合はなるべく時間をかけずに終わらせようと思っていた」とも。

「一発目（左ストレート）は、自分ではそれで城戸選手が倒れると思っていなかったので反射的にヒザが出ました。ダウンする前だったので反則にならなかったのが安心しました」と、城戸が倒れかかったところに顔面へ放ったダメ押しの左ヒザが、反則ではなかったことに安心したと語る。

　ダルベックはK-1 WORLD MAX 2006＆2007日本王者・佐藤嘉洋や元Krush－70kg級王者・中島弘貴からKO勝利を奪い、昨年11月にはK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級（-70kg）王者マラット・グレゴリアンが保持するタイトルに挑戦する予定であったが、直前にインフルエンザで欠場している。

「1試合重ねる毎に学ぶものがある。以前日本で試合をした時から2～3試合経験して、また強くなっていると自分でも思う。もちろんタイトルに挑戦するチャンスをもらえれば喜んで受けたい。K-1のチャンピオンになるのはどの選手にとっても夢だからね」と、改めてグレゴリアンに挑戦したいと希望した。

●編集部おススメ記事
・「11・3K-1」全試合結果
・ダルベックが打倒城戸へ全身全霊「出来ることは何でもやる」