【K-1】久保優太、世界一になって武尊と並びたい
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第2体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~」の一夜明け会見が、4日(金)都内で行われた。
ウェルター級スーパーファイト(ワンマッチ)で、元Krush -67kg王者・牧平圭太(HALEO TOP TEAM)からダウンを奪って判定勝ちした久保優太(K-1ジム五反田チームキングス)が会見に出席。
左足が腫れて赤黒く変色した姿で現れた久保は、「(スーツ姿なのに)片足だけサンダルのクソダサい感じになりました。これから病院へ行ってきます」と照れくさそうに笑い、「でも気持ちは痛み止めを飲んでいるのでもう練習出来そうです」と元気そう。
足の怪我は「自分の左ローが効いたのが分かったので夢中で蹴ったら、2R前のインターバルで足が痛くなって。3Rは“これはもう蹴れないな”と思いました。蹴れなくて倒しきれなかったのが反省点。冷静と情熱の間でやらないと、ムキになって相手のヒザを蹴ってしまうのはダメだと格闘技を20年くらいやっていますが発見でした。格闘技は奥深いなと思いました」と、改めて冷静さの必要を感じたという。
牧平のローも効いていたように見えたが、「僕はあまりローが効かないんです。僕は(ウェイトトレーニングの)スクワットを150kg以上普通にやっている人なので足は効かない」と、ローが効いているように見えたのは相手のヒザを蹴って足を痛めてしまったからだと説明した。
今回がウェルター級(67.5kg)での初戦となったが、「スピードであったり、スタミナ、減量も含めて自分のベストな調整が出来るので、手応えを感じました。無理なく100%実力を出せる階級だと手応えを感じました」と言い、「来年行われるであろうウェルター級のトーナメントへ向けて、今回の武尊選手のトーナメント制覇を見て刺激になりました。K-1を武尊選手一人に背負わせるわけにはいかないぞ、と関係者に発破をかけられました。僕もやっている以上は一番になりたいので、この適正階級で来年世界一になって、K-1=武尊+久保÷2になれればと思います」と、武尊と並ぶK-1の顔になりたいと語る。
「今回の反省点は、自分が蹴った足を痛めてしまったこと。これがトーナメントだったら、自爆すると2回戦に進めない。前回の1回戦も怪我してしまったし、最近怪我が多いので冷静に分析します。トーナメントを見据えた戦い方をもう一度洗いなおす必要があります」と、来年へ向けて準備を始める久保。
「65kg以上の中量級と呼ばれる階級は外国人が強い。でも僕はGLORYやKrushでチャンピオンになってきたので、この階級で外国人に勝ててチャンピオンになれるのは僕だけだと思っています。まずこの67.5kgでチャンピオンになって、いずれは70kgでチャンピオンになるとイメージしています」と、以前から掲げている70kg級(K-1のスーパー・ウェルター級)への挑戦を改めて表明した。
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