【K-1】復活の左右田「この階級でやり残していることがある」
11月3日(木・祝)東京・国立代々木競技場第2体育館で開催された「K-1 WORLD GP 2016 JAPAN~初代フェザー級王座決定トーナメント~」の一夜明け会見が、4日(金)都内で行われた。
スーパー・ライト級スーパーファイトでファワド・セディッキ(オランダ)を判定で下し、昨年4月以来の白星を上げた元RISEスーパーライト級王者・左右田泰臣(K-1ジム・シルバーウルフ)が会見に出席。「1年4カ月ぶりに勝てて、とりあえずホッとしています。ずっと応援していただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです」と安堵の表情を浮かべた。
試合については、「セディッキ選手は自分がイメージしていたよりも速かったので1R目は戸惑いました。やりづらかったです」と振り返る左右田。自身の戦いぶりについては、「今までのボクシングスタイルを使わず、蹴ることを意識していましたが、良くも悪くも意識し過ぎました。これからはバランスですね」と、反省と課題を口にする。
一方では、「僕は昨日で26戦目ですが、今までいかに蹴りをさぼっていたかが分かりました。25戦目までのミドルキックの合計数と昨日1試合分のミドルキックの数が同じなんですよ」と、進化がうかがえる数値も明かした。
蹴りに対する意識の変化は、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレックとの練習がきっかけだと言う左右田。3月にキャリア初の3連敗を喫した後、ゲーオに誘われるかたちで練習を共にするようになったが、「蹴ることを身体に染み込ませるところから入りました。それで自然と蹴れるようになったと思います」と話した。
大のプロレスファンである左右田は昨日の試合に続き、「過去の自分を超えるために必要」と言うオリジナルのマスクをこの日の会見にも持参。「僕は新生K-1旗揚げから出場しています。プライドもあります。昨日は武尊選手がすごい試合を見せましたが、武尊選手だけではなく、みんなが一番すごいのはK-1だと自信を持ってリングに上がっています」と言葉に熱を込めた。
復活の狼煙を上げた左右田。「僕は高校生の時から65kg(スーパー・ライト級)の階級で戦っています。K-1のこの階級でやり残していることがあるので、この階級にこだわってやっていきます」と今後の意気込みを語っている。
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