【修斗】王座決定戦に臨む高橋「ローで弱らせて仕留める」

2016/11/10（木）UP
（最終更新：2016/11/10 23:27）

　11月12日（土）東京・後楽園ホールにて開催される『プロフェッショナル修斗公式戦』のセミファイナルで、修斗環太平洋ライト級チャンピオン決定戦を争う修斗環太平洋ライト級7位・高橋遼伍（KRAZY BEE）のコメントが主催者を通じて届いた。

「絶好調ですね。いつも通り練習して、自分がこなしてきたメニューを全部やり切れたので、これで負けたら運が悪いとしか言えないです」と自信をみなぎらせる高橋。タイトルマッチのオファーが来た時は「やっときたな、長かったな」と思ったという。

　試合のたびに拳を痛めてしまい試合間隔が空いてしまったのがその原因だが、「相手も壊すけれど自分も壊れるパンチですけれどね（苦笑）。でも自分の攻撃力には自信を持ってやっています」と、勝利の代償と考えているようだ。

　王座決定戦を争う修斗環太平洋ライト級4位・平川智也（久我山ラスカルジム）については、「正直あまり印象がないんですよね。情報として耳に入ることはあるんですが、今までそんなにしっかり試合を見たわけでもないし、試合映像を見ても自分と戦う上で参考になる相手とはやっていないというか…。なので試合当日に向き合ってみて、考えながらやる部分も出てくるでしょうね」と言い放つ。

「いつも通りローキックで弱らせて仕留めようと思っています」という高橋のローは、相手の太ももではなくふくらはぎを蹴るもの。

「みんな太ももを蹴りますが、膝から下の方が筋肉が小さいし、そこを蹴った方が痛いんじゃないか？　と思って蹴り始めたんです。そうしたら練習でみんなバッタバッタと倒れるようになって、これはいいなと。で、実戦投入したら、ものすごく効かせることが出来たので、そのまま使い続けています」と、技を説明した。

　そして、「僕はベルトを目指してやるというよりも、強くなっていけばあとからベルトが付いてくると思ってやっています。今回もワンマッチのつもりでやるし、ここで勝てばおまけでベルトが付いてくるというイメージです。だから今回もこれまで通り、目の前の試合に全てを懸けて勝ちに行く。そこで結果を出せばベルトが自分のところに来るという気持ちで戦います」と語った。

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