【UFC】アルバレス、マクレガー戦について後悔の長文「すべて台無し」
11月12日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨークにて開催された『UFC 205』で、コナー・マクレガー(アイルランド)に敗れてUFCライト級王座から陥落したエディ・アルバレス(アメリカ)。試合から3日経った15日(火・同)自身のSNSを通じて試合を振り返るコメントを投稿した。
長文で綴られたコメントの冒頭、アルバレスはまず、「コナーと彼のチームの偉業を祝福したい。お前らには脱帽だよ」と、試合に勝利してUFC史上初の二階級同時制覇を成し遂げたマクレガーと、それを支えたチームメイトを称えた。
続けて、自らのパフォーマンスについて振り返り、「正直に言えるのは、すべて台無しにしてしまったということだけだ。俺はこの日に向けて10週間、毎日のように練り上げてトレーニングしてきたものを何も出さなかったし、むしろ真逆のことをやってしまった」と猛省する。
試合ではアルバレスがパンチを繰り出すもヒットさせることが出来ず、逆にマクレガーの左の強打を再三もらってしまい、最後は左右フックでKO負け。
これについて、アルバレスは「俺たちのプランは”左に動いてレスリング”だった。でも、俺は相手の左手の方(自分の右側)へ動いてボクシングをしてしまった」と、組みとテイクダウンで勝負するはずが打ち合いに行ってしまったという。
プラン通りの戦い方が出来なかった理由については触れていないが、「もし、(マクレガーとの)試合でやってはいけないことを並べたリストがあるとすれば、俺はそれをすべてやってしまった」と、強い自責の念に駆られている。
さらに、「これまでのキャリアで最大の舞台と観客のために何とかやってやろうと努力してきたが、すべて台無しにしてしまった。俺の心はとても傷付いているし、怒りと後悔の念で一杯だ」と、悔やんでも悔やみ切れない様子だ。
それでも、家族からの励ましもあり、ショックから立ち直りつつあるというアルバレス。「俺はたった一度の勝利、たった一度の敗北で、自らの価値を決めつけたりはしない。ただ単に、あの日の夜が最悪だったというだけだ」と気持ちを切り替える。
最後は、「また、チャンスがあればそれを生かせるようにしたい。自分が何を得たのかを知るために、俺は前に進み続ける。聞いてくれてありがとう」と締めくくった。
PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
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