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【NJKF】宮越「気持ちのぶつかり合い見せる」、羅紗陀「勝ってWBC王座戦へ」

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2016/11/27(日)UP

NJKF20周記念スペシャルマッチで拳を交える宮越(左)と羅紗陀(右)

 11月27日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2016 7th』のダブルメインイベントで激突する、WBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の宮越慶二郎(拳粋会)と元WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー&ライト級王者の羅紗陀(らしゃた/キング)のコメントが、主催者を通じて届いた。

 今大会では当初、宮越がWBC王座の初防衛戦を行う予定であったが、対戦相手の都合がつかず防衛戦は来年2月大会へスライド。代わりに羅紗陀を対戦相手に迎え、NJKF20周記念スペシャルマッチ(62kg契約)が行われることになった。

昨年11月にパウ・イリアナ・ガスケス(左)を下しWBCインター王座を獲得した宮越

 今回の試合に向けて「自分のスタイルを貫き通すことがテーマ」と言う宮越。「僕の今のスタイルは、タイ人も含めてムエタイスタイルの人をいかに崩すか、いかに嫌なことをするかというところで編み出されたものです。羅紗陀選手もムエタイスタイルではあると思うので、そこを僕が今まで培ってきた動きと経験でどのくらい対応出来るかというところですよね」と羅紗陀攻略の鍵を説明する。

 今年5月のヤスユキ戦で2年3カ月ぶりに復活し判定3-0で勝利した羅紗陀の戦いぶりについては、「相変わらず気迫がスゴくて、本当に気持ちの強い選手だなというのを感じました」と評価。そのうえで、「僕も気持ちは負けない。テクニカルな部分もそうですが、気持ちのぶつかり合いというものをファンの方には見てほしいです」と、テクニック云々を凌駕した心と心のぶつかり合いを見せると意気込んだ。

2年ぶりの復帰戦にしてヤスユキに勝利した羅紗陀(右)

 一方、ヤスユキ戦で復活勝利を上げながらも、続く7月大会を腰の状態の悪化により欠場した羅紗陀。半年ぶりの試合で王者・宮越とのビッグマッチに挑むことになったが、「記念大会にふさわしいカードだと思いました。自分も急遽(大会に)エントリーしたら、相手が宮越選手になってラッキーという感じです。インターナショナルのチャンピオンという強い相手、格上の相手とやれるのは嬉しいことなので」と、宮越との対戦を心待ちにする。

 宮越については格上と評しながらも、「一見やり辛そうですが対策を練ってしっかり戦えば逆にやりやすい相手かなと思います」と攻略に向けて自信もあるようだ。試合に向けて、「自分のポテンシャルを高めて、どう動くか、どう動くことが出来るかが勝負だと思っています。モチベーションは上がってますし、試合までにしっかり仕上げます。そして、ここを勝ってWBCのタイトルマッチへ進みたいです」と闘志を燃やしている。

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