【UFC】マクレガーのフェザー級王座返上を発表、アルドが正規王者に
11月26日(土・現地時間)UFCは現在ライト級とフェザー級の2階級王座を保持するコナー・マクレガー(アイルランド)が、フェザー級王座を返上したと発表。これによりフェザー級暫定王者ジョゼ・アルド(ブラジル)が正規王座に就くことになった。
昨年12月のUFCフェザー級王座統一戦で、当時、同級暫定王者であったマクレガーが同級正規王者アルドをわずか13秒でKOして王座統一に成功。さらに今年11月12日(土・同)の『UFC 205』で、マクレガーはエディ・アルバレス(アメリカ)を破ってライト級王座を奪取。UFC史上初となる2階級同時制覇を達成した。
一方、アルドはマクレガーが昨年12月から一向にフェザー級王座の防衛戦を行う気配がなかったことから、マクレガーとUFCに対する不満を以前から口にしていた。そのアルドは7月の『UFC 200』でフランキー・エドガー(アメリカ)とフェザー級暫定タイトルマッチを戦い、完勝で暫定王座を獲得。正規王者マクレガーとの王座統一戦を望んだ。
しかし、UFCのデイナ・ホワイト代表が「2本のベルトを同時に持つことは出来ない」と発言していたにもかかわらず、今回マクレガーがフェザー級のベルトを保持したままライト級王座に挑戦することが決まると、アルドは怒りを露に。
「デイナではなく、コナーが全てを決めてるとしか思えない。UFCはコナーに乗っ取られているよ。以前俺が階級を上げてアンソニー・ぺティス(当時のライト級王者)と戦おうとしたらベルトを返上しろと言われたのに、コナーにはベルトを返上させずにどんな試合でもやらせている」と不満を爆発させ、MMAからの引退まで示唆していた。
UFC側から今回の発表までの経緯については明らかにされていないが、一部報道ではマクレガーは自発的に王座を返上しておらず、不満を漏らしているとも伝えられている。
なお、UFCは12月10日(土・同)に開催の『UFC 206』で予定されているマックス・ホロウェイvsペティスを、フェザー級暫定王座決定戦とすることを合わせて発表している。
PHOTOS=Zuffa, LLC (c) /GettyImages (c)
●編集部おススメ記事
・マクレガーが圧巻のKO勝ち、史上初の二階級同時制覇
・マクレガーがアルドを13秒KO
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】