【K-1】平本の対戦相手が変更、18歳vs17歳の十代対決に
2017年2月25日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』の記者会見が、12月13日(火)都内で開かれた。
今大会で行われる新設のライト級(-62.5kg)の初代王者を決めるトーナメント。既に決まっていた出場選手の変更が発表された。
1回戦第1試合で、K-1甲子園2014王者・平本蓮(K-1ジム総本部チームペガサス)との対戦が決まっていた第2代Krush -63kg王者&ISKA世界スーパー・ライト級王者トーマス・アダマンドポウロス(フランス)が欠場。代わりにS1ムエタイ世界スーパー・ライト級王者ブリース・デルバール(フランス)が平本と対戦することになった。
アダマンドポウロス欠場の理由についてK-1実行委員会が説明。11月20日の会見以降、同選手とコンタクトが取れなくなっていることから、現地のマネージメント担当者が出場が極めて難しいと判断。委員会へ欠場を伝えるとともに、代替選手としてデルバールを推薦してきたという。その後、K-1実行委員会が協議のうえ、アダマンドポウロスの欠場とデルバールの代替出場を決定している。
会見に出席した平本は「1回戦の相手にそこまでこだわっていなかったです。トーナメントに出ることに意味があると思うので、対戦相手が変わってもやることは変わりません」と平常心。
新たな対戦相手となったデルバールは、平本より1歳若い17歳のファイター。通算戦績は21戦18勝(6KO)2敗1分。11月3日の初代フェザー級王座決定トーナメントで初来日し、鮮烈なインパクトを残した新鋭イリアス・マムーディと同門で、マムーディよりもアグレッシブなファイターだという。
そのデルバールは会見に向けてコメントを寄せ、「K-1という世界最高峰の舞台で戦えることを誇りに思う。ただし、日本に行くことが僕のゴールではない。僕の存在を二度と忘れられないように、日本のファンの記憶に焼きつけたい。2月25日からブリース・デルバールの時代が始まる」と闘志をアピールした。
既にデルバールの映像をチェックしたという平本は、「蹴りが主体で、近い距離でも戦える選手ですね。組み付きが多いのでK-1ルールに対応できるのかなというところはありますが、普通にガードも空いてるし、接近戦になれば僕のストレートが余裕で当たると思います」と分析。「けっこう僕が得意なタイプなので、普通にKOして、ファンの皆さんが忘れられないような試合をしたいと思います」と圧勝を予告した。
また、プロになってから初めて自分より年下の選手と対戦するという平本。「(新生)K-1でも引退する選手が出てきて、徐々に世代交代が進んでいます。でも、そこで僕がK-1を引っ張るみたいな使命感には駆られず、自分のやるべきことをしっかりとやって、必ず優勝したいと思います」と自信をのぞかせた。
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