【RIZIN】ボブチャンチンに憧れるサプン、那須川天心に「一本かKOで勝ちたい」
12月29日(木)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日(火)都内にて行われた。
今大会で注目のMMA(総合格闘技)デビュー戦を行うISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISEバンタム級王者・那須川天心(チーム天心)。“格闘技の神童”と呼ばれるキックボクシングで17戦17勝(13KO)無敗を誇る18歳の天才と、今回対戦するのがニキータ・サプン(ウクライナ)だ。
テコンドーをベースにしたアグレッシブなファイターで、独特の間合いと変則的なステップを得意とし、これまでに数々のKO劇を演じているという。今年になってからアマチュアMMA大会で準優勝、プロで1勝するなどMMAの経験も積んでいる。2013年テコンドーヨーロッパ選手権王者、2016年ウクライナ大会銀メダルの実績。身長161cm、体重55kgと那須川とほぼ同じ体格(那須川は162cm・55kg)。
「コンディションは凄くいい。気持ちも心も言葉に出来ないくらい最高だ」と、絶好調をアピールするサプン。
那須川の印象を「若くて打撃が得意という印象。手足の動きが危険だね」と評したが、「日本では凄いかもしれないし、もちろんリスペクトはしているが……対戦相手として不足はないね」と自信あり気にニヤリと笑う。
「10歳からテコンドーを始めて、今もコンディションを整えるために続けている。MMAは3年前の19歳の時から始めて、今はこれに一番集中している」と、今回デビュー戦が決まってからMMAの練習を始めた那須川よりもキャリアはかなり長いことを明かす。
それでも「MMAは何が起こるか分からない格闘技だと思う。だからあまり期間は関係ない。技術はもちろん、勝ちたいという意思や気持ちが大切になってくると思う」と、那須川への警戒は怠らない。しかし、「(関節・絞め技による)一本を極めるか、打撃でKO勝ちしたいと思う」と完全決着を予告した。
「僕のヒーローはイゴール・ボブチャンチン。彼はウクライナでは英雄なんだ。小さい頃から憧れていた」とサプン。かつてPRIDEで大活躍し、日本で人気者となった母国の英雄に続き、日本でサクセスストーリーを描くことが出来るか。
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