【RIZIN】中井りん、村田攻略へ自信「全局面に対応できる」

2016/12/28（水）UP
（最終更新：2016/12/28 11:21）

　12月29日（木）さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016　無差別級トーナメント 2nd ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日（火）都内にて行われた。

　2012年全日本レスリング選手権大会女子55kg級優勝・村田夏南子（フリー）と対戦が決まったパンクラス・バンタム級クイーン中井りん（パンクラス ヴィーナス）。

　現在30歳の中井と23歳の村田は同じ愛媛県出身で、子供の頃には同じ柔道の道場に通っていた先輩・後輩の間柄。17日（土）の公開練習では思い出話しに花を咲かせる一幕も見られたが、中井は「私自身はキャリア22戦のうちの1試合と捉えています」と、村田戦に特別な感情は抱いていないと言う。

　UFCにも参戦し、18勝2敗1分と国内随一の実力を持つ中井だが、今年4月のプロデビューから無傷の4連勝を飾る村田の実力については、「強い選手だと思います。レスリングのスキルが高いのはもちろんですが、ファイトスタイルもアグレッシブですね」と高く評価。しかし、「特別な対策は立てていないです。日頃からすべての局面に対応できるようにトレーニングしているので」と自信をのぞかせる。

　そんな中井はファイターとしての実力以外に、計量時のセクシーなコスプレや筋肉質な身体をアピールするグラビアなどが以前から人気を集めていたが、今回のRIZIN参戦決定を機に“エロツヨ”の異名も広まり注目度が増している。「やっぱりRIZINさんの宣伝力がすごくて、以前より地元にいても声をかけられることが増えました」と反響を実感しているようだ。

　選手としての今後の展望を聞かれると、「現役はあと10年くらいは続けたいと思っています」と答えた中井。初参戦の大みそかの大舞台で、「女子格闘技が盛り上がるために、できる限り協力したいと思います」と意気込んでいる。　

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