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【RIZIN】川尻がグレイシー“神話”超え誓う「現代MMAの力を見せつける」

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2016/12/28(水)UP

4年ぶりに日本のリングに上がる川尻達也

 12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(水)都内にて行われた。

 UFCフェザー級戦線で活躍しながらも10月に自ら契約解除、その後RIZIN電撃参戦を発表した川尻達也(T-BLOOD)。ヒクソン・グレイシーの息子クロン・グレイシー(ブラジル)との一戦を前にコメントを述べた。

 現在のコンディションについて、「ワクワク感半分、ドキドキ感半分です(笑)。いつも戻り完璧で、過去最高の川尻達也を用意できました」と絶好調をアピール。

 日本での試合は2012年の大みそか以来、4年ぶりとなるが、「UFCで3年戦っていたので、日本では空白の期間があります。その間に川尻見ねえなと思ってる人もいるかもしれないし、解説者と思っている人もいるかもしれない。自分を知らない人には『この人、選手だったんだ』『強いじゃん』と言ってもらいたいし、何か良いかたちで今の日本の格闘技界に名前を刻みたいです」と、インパクトを残したいと燃える。

「過去最高の自分を用意できた」と好調をアピールする川尻

 これまでUFCのケージ(金網状のリング)で戦ってきた川尻にとって、ロープで囲まれたリングでの試合は久しぶりとなるが、「確かに、最近はずっと広い金網の中でやってきたので、試合時間が変わるところも含めてマイナーチェンジが必要でした。でも、スパーリングの映像を録って、トレーナーと見ながらディスカッションしたりしながら対策を進めました」と話す。

 対戦相手のクロンについては、「特殊なファイターですが、寝技に関しては突き抜けていますよね。キャリアは浅いですが一芸に秀でている選手は怖い」と警戒心を露わに。しかし、「寝技で一本取られないようにするということもありますが、だからといって勝負を避けるのではなくしっかり相手を倒す練習をやってきました」と自信を覗かせる。

 一方、”グレイシー”という存在については、「ある意味、神話ですよね。格闘技界の神話です。昔、なけなしのお年玉を握りしめてグレイシーのビデオを買ってドキドキして見たりしましたからね」と川尻。「リスペクトの気持ちを持ってぶっ倒したいと思います。神話に現代MMAを知らしめてやりますよ」と神話超えを誓った。

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