【RIZIN】ギャビに挑む堀田祐美子「やることは蹴りとパンチだけ」
12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、28日(水)都内にて行われた。
負傷欠場の神取忍(52=LLPW-X)に代わって、“世界最強の女柔術家”ギャビ・ガルシア(31=ブラジル)と対戦する女子プロレスラーの堀田祐美子(49=フリー)が、試合に向けた意気込みを語った。
神取vsガルシアが決まった日から、神取のトレーニングパートナーを務めていた堀田。16日(土)の練習中に神取が肋骨を骨折したこと受けて、自ら代役に名乗りを上げるかたちで今回の参戦が決まった。
当初は「正直時間が無く、心臓が張り裂けそうな気持ちです」と心境を吐露していたが、試合まで残り3日となった今は「ドキドキ感はもうなくなりました。もう、やるしかないので」と覚悟を口にする。
元々は極真空手出身で、1985年に18歳で女子プロレスラーとしてデビューすると、“暴走女王”の異名を持つなど活躍。MMAの試合は2012年2月の初代DEEP女子無差別級王座決定戦を経験している。
そんな堀田は、神取の代役に名乗りを上げた理由について、自らの参戦により女子プロレスに光を当てたいという神取の思いを引き継ぐとともに、「トレーニングをしながら自分の中で格闘技に対して何か芽生えた物があったのかもしれない」と、自らの闘争心に火が点くような感覚を覚えたとも話す。
また、現在、乳癌で闘病中の北斗晶の存在も大きかったという堀田。女子プロレスの同期である北斗が乳癌を患ってから毎日連絡を取り合っており、「
この試合を決める時にも電話したのですが、彼女が『やりなよ』と言ってくれたことが、私の頑張ろうという気持ちになりました」と背中を押されたことも明かした。
強い決意を胸にリングに上がる堀田。「寝技で勝負したら100%勝てないことは分かっています。私がやることは蹴りとパンチの2つだけ。この短い準備期間でやってきたことです」と覚悟を見せた。
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