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【RIZIN】トップバッター全うの北岡「RIZINメンバーになれた気持ち」

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2017/01/01(日)UP

試合の傷跡を顔に残す北岡が、初参戦のRIZINで役目を果たした喜びを口にした

 2016年12月29日(木)、31日(土)さいたまスーパーアリーナ にて開催された『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND/Final ROUND』の記者会見が、1月1日(日)都内で開かれた。

 29日の第1試合で、元UFCファイターのダロン・クルックシャンク(アメリカ)に逆転勝利を収め、トップバッターとして大会を勢いづけるという大役を果たしたDEEPライト級不動の王者・北岡悟(パンクラスイズム横浜/ロータス世田谷)が、大会を振り返った。

 RIZINで2連勝中の強打者クルックシャンクを相手に、得意の寝技の展開ではなく果敢に打ち合い勝負を挑んだ北岡。クルックシャンクのパンチを被弾し、顔面を血で真っ赤に染めながらも下がらず打ち合い続けて会場を大きく沸かせると、最後はようやくタックルで組み付き、一瞬の隙を逃さずフロントチョーク。1R8分19秒の大逆転勝利で、RIZINで無敗のクルックシャンクに初黒星をつけた。

クルックシャンク(左)と果敢に打ち合い、顔面を血に染めた北岡(右)

 試合から3日経ち、顔を大きく腫らせた北岡。マイクを握ると開口一番、「一応、勝った北岡です」と自ら名乗り、会場の笑いを誘う。「良い試合ができたことでRIZINのメンバーになれたような気持ちがあります」と、RIZINでトップバッターとしての重責を全うしたことを喜んだ。

 また、試合後のマイクアピールで「フジテレビ映るよね?」と気にしていた北岡だが、31日に試合の模様は無事放送された。これについて感想を求められると、「(オンエアーの時に)ちょうど、友人と横浜のジムの近くにあるお蕎麦屋さんにいて、テレビのチャンネルを半ば無理矢理ボクシングからRIZINに変えてもらって見ました(笑)。思ったよりすべて放送されてて、びっくりというかびびっています」と視聴時の様子を説明。

試合がオンエアーされた時の状況を嬉しそうに話す北岡(左)。隣の中井りんも微笑を浮かべる

 さらに、「お蕎麦屋さんで『あれ僕です! あれ僕です!』って言ったら、店長のおばちゃんもビックリしてて」と続け、「顔が腫れてて誰だか分かんなくなってるからね」と榊原信行RIZIN実行委員長から突っ込みが入り、会場が笑いに包まれる一幕も。北岡は「勝ったらみんなで沸いてよかったです」と笑顔を浮かべた。

 榊原委員長は「北岡選手の試合は素晴らしかったですし、テレビの撮れ高も非常に良かったようです」と評価。「テレビ的には血まみれになり過ぎてたので、あまり早い時間で流すとハードかなというところもあり、割りと後半のオンエアーになったようです」と明かした。

 今年で37歳となる北岡。「他にもやらないといけないことがあるので、一つひとつやっていきたいと思います。今年もよろしくお願いします」と今後の意気込みを述べた。

※「RIZIN」29日の全試合結果
※「RIZIN」31日の全試合結果

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