【新日本キック】ISKA世界王者・志朗「バカイペットは過去最強の強敵」
1月8日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『WINNERS 2017 1st』で、特別メインイベントのテレビ埼玉杯・新春スペシャルマッチ日泰国際戦に出場するISKA世界ムエタイバンタム王者・志朗(治政館)のコメントが、主催者を通じて届いた。
タイのメジャームエタイスタジアムであるランシットスタジアム認定インターナショナル・バンタム級王者、Z1ムエタイワールド・トーナメント(マレーシア主催)バンタム級王者などのタイトルを獲得している志朗。昨年1月にはISKA世界ムエタイバンタム級王者決定戦でダニエル・マッグウォーンを判定で下し、同王座を獲得した。
そんな2016年について、志朗は「ISKA世界のベルトを腰に巻けたことについては嬉しく思います。でも、その後の戦績は1勝2分と良くありませんでした。いずれも、いろいろな意味で課題が残る試合内容だったと思います。チャンピオンにはなったけれど、納得できない1年でした」と反省を口にする。
心機一転、2017年は納得のいく結果を残したいところだが、新年1発目の相手はルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級6位の実力を持つ強豪バカイペット・ニッテイサムイ(タイ)。サウスポーから繰り出す、破壊力のあるミドルキックを武器に、タイのBBTVのムエタイ中継で王者に君臨。ムエタイバンタム級戦線で四天王の一人として知られる存在だ。
そのバカイペットを、志朗は「キックボクシング向きの試合スタイルで、首相撲を多用しないという特徴があります。自分にとっては戦いやすいです」と分析。「彼の武器である左ミドルをくらうことはとても危険です。試合で勝つポイントはいかにしてあの左ミドルをディフェンスできるかどうかにかかってくるでしょう。バカイペットは勝っても負けてもKOが多いので、理想をいえば試合の後半にKOで倒したいですね」と攻略への鍵を挙げた。
自らの現状について、「確かに世界チャンピオンという肩書は付きましたが、同じ階級に強い選手はムエタイの世界にたくさんいます」と話し、慢心は無い志朗。試合に向けて、「バカイペットは過去最強といっていいほどの強敵です。皆さんの応援がリングにいる自分の力になります。会場での応援をよろしくお願いします。力いっぱい頑張ります」と意気込みを語った。
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