【ROAD FC】元UFCの2選手が1億円トーナメント参戦
2月11日(土・現地時間)韓国ソウルのチャンチュン体育館にて開催の『ROAD FC 036』で、『ROAD FCライト級世界トーナメント』の地域予選・韓国ラウンドが開幕する。
優勝賞金100万ドル(1.17億円=1月9日現在)という、この一大トーナメントに、元UFCのベテラン選手メルヴィン・ギラード(アメリカ)と、UFCからの復帰となる元ROAD FCライト級王者ナム・ウィチョル(韓国)の参戦が決定した。
ギラードはキャリア53戦を超える33歳のベテランファイター。2005年から2014年まで長年UFCで活躍後、Bellator(ベラトール)とWSOFにも参戦し、アメリカの三大MMA団体を経験。今大会では最終予選進出を懸けて、キャリア3戦という若手ファイターのキム・スンヨン(韓国)と対戦する。
一方、現在35歳のウィチョルは、2012年から2013年にかけて行われたROAD FCライト級トーナメントを制して初代王者に輝いた実績の持ち主。2013年4月の同トーナメント決勝戦、さらに同年10月の初防衛戦で、久米鷹介(現パンクラス・ライト級王者)と2度に渡って激闘を展開。いずれの試合も勝利を収めた。
その後、王座を返上して2014年3月からUFCに参戦。デビュー戦では徳留一樹(元パンクラス・ライト級王者)を判定2-1という接戦の末に破り、久米戦からパンクラス王者に連勝を収めることとなった。しかし、フェザー級に転向して臨んだ2戦目と3戦目をともに判定2-1で落とし、UFCからリリース(契約解除)されることに。以降は怪我の治療に専念していたが、今大会で2015年11月のUFC第3戦目以来の実戦復帰を果たすことになった。
対戦相手はまだ発表されていないが、ROAD FC復帰&ビッグトーナメント出場が決まったウィチョルは、「(ROAD FCで)再び戦うことになり、気持ちが高ぶっている。休養の間もトレーニングを行い、自分はさらに強くなったので、高いスキルを見せることができるはずだ。この場所こそが、私が引退する日まで戦うリングだ」と、力強く意気込みを語っている。
PHOTOS=ROAD FC(C)
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