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【Krush】軍司、翌日の卒業式を無事に迎えられるか

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2017/01/20(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

34歳の出貝(左)と、この試合翌日に高校の卒業式を迎える18歳の軍司(右)

 3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.74』の対戦カードが、1月20日(金)都内にて行われた記者会見で発表された。初代Krush -53kg王者・武居由樹(POWER OF DREAM)への挑戦権を懸け、出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN)と軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が対戦する。

 出貝は2014年11月にプロデビュー。タイトルマッチを数回経験し、2014年2月に第2代Bigbangスーパーバンタム級王者となった。2015年4月からK-1とKrushに参戦したが、現在2連敗中。34歳で戦績は18勝(6KO)15敗3分。

 対する軍司はK-1甲子園2016 -55kg王者で、4勝(3KO)1敗1分の戦績を持つ18歳。

 出貝は「最近の試合では本来の自分の動きが出来ていなくて心配されてましたが、原因は分かっていて練習で克服するようにしてきました。調子は良くなっています」と復活の兆しを感じているという。「その中で次期挑戦者決定戦のお話をいただき自分の力を出すチャンスだなと思い、自分が勝ってチャンピオンに挑みたいと思います」と自信のコメント。

 軍司については「ひとことで言えば若い。けっこう年の差があって恥ずかしい感じはします。勢いがある選手ってイメージが強い。若さが怖い」と、年齢差が気になるようだ。しかし、「KOで勝っているので勢いはある。パンチも蹴りも結構できる。攻撃力は強い。でも僕の方が年齢がいっている分、精神的、キャリアに違いがある。経験値がある」と語る。

 一方、軍司は「この試合に勝ったらタイトルマッチをやらせてくれるってことなので、KOで勝ってタイトルマッチにつなげたい。(出貝は)何でも出来る選手だが怖い技はない。試合を見たことは無いが、僕はパンチで倒せるので倒しに行く」と自信満々。

 その軍司は試合翌日に高校の卒業式を控えているという。「顔が腫れたら恥ずかしいので1RでKOします」と言う軍司に対し、出貝は「絶対に腫らせてやろうと思います」とニヤリ。

 また、はっきりと分かるほど色黒な軍司と色白な出貝。「黒い方がカッコいい。試合当日はもっと黒くします」と日焼けサロン宣言する軍司に対し、出貝は「来週からタイへ行くんですが日焼けしないように気をつけます」とした。

 文字通り白黒はっきりつけ、タイトルマッチへ駒を進めるのはどっちだ。

●編集部オススメ記事
・出貝がBigbang王座を奪取
・武居がKO勝ちで初代初代Krush -53kg王者に

<決定対戦カード>

▼Krush -53kg次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN/第2代Bigbangスーパーバンタム級王者)
vs
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1甲子園2016 -55kg王者)

▼Krush -65kg Fight 3分3R
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
vs
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)

▼Krush -53kg Fight 3分3R
小只直弥(K-1ジム総本部チームペガサス)
vs
篠原広耀(Golden Globe)

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