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【K-1】Bigbangエース・谷山俊樹、ライト級Tで「新しい風を吹かせる」

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2017/01/22(日)UP

初代ライト級王座決定トーナメントに出場する谷山俊樹 (C)M-1 Sports Media

 2月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』に出場するWKA&WBKF世界スーパー・ライト級王者・谷山俊樹(谷山ジム)のコメントが、主催者を通じて届いた。谷山は初代ライト級王座決定トーナメントの一回戦で、SUPERKOMBAT&WTKA世界ライト級王者クリスチャン・スペトゥク(ルーマニア)と激突する。

 2008年にプロデビューした28歳のベテラン選手である谷山。主戦場のBigbang(ビッグバン)ではエースとして活躍し、これまでにISKAインターコンチネンタル63kg、Bigbangスーパー・ライト級、WKA世界同級、WBKF世界同級の4本のベルトを獲得。外国人選手との対戦経験も豊富で27勝(8KO)6敗2分の戦績を収めている。

「蹴りのしなやかさとキック力」を自らの特長に挙げた谷山。昨年6月のWBKF世界スーパーライト級王座の初防衛戦では、豪快ハイキックで挑戦者から試合を決定つけるダウンを奪った

 昨年からアピールしてきた新生K-1参戦をようやく果たす時が来た谷山。「昔からK-1に出場することが夢で、それがきっかけで格闘技を始めた部分もあります。また、同門の城戸(康裕)さんがK-1で活躍する姿を見ていたので、余計に刺激も受けていましたし、この世界で生きていくなら、K-1でチャンピオンを目標にしようと思っていました」と、K-1への思いを口にする。 

 2010年5月に行われたK-1MAX -63kg日本トーナメントに出場経験があるが(一回戦で卜部弘嵩に勝利)、「今のK-1は魔裟斗さんたちがいた頃のK-1よりも競技・選手のレベルが数段上がっていると思います」と新生K-1を評している。

 谷山が今回対戦するスペトゥクは、実は2年前に一度対戦オファーがあったという相手。「試合自体は流れてしまったのですが、当時は『この選手はものすごく強いな』と思っていました。そして今回、K-1から今回の対戦相手の写真が送られてきて、それを見ただけで『2年前のアイツだ!』と思いましたね」と、谷山はスペトゥクを強敵と警戒する。
 

対戦相手のクリスチャン・スペトゥク  (C)M-1 Sports Media

 ここ最近の2試合はルーマニア人選手に連勝しているものの、「やっぱりヨーロッパ系の選手はパンチ力が凄いし、そこは余計に警戒しています」と油断はない。また、「ただスペトゥクの試合映像を見てもアグレッシブでK-1らしいスタイルでガンガン来るので、そこは逆によかったです。変に上手くやる選手とやって『谷山俊樹の試合つまんねぇな』と思われるのは嫌だし、ガンガン来てくれる相手の方が面白い試合が出来るので自分は嬉しいです。スぺトゥクと最高の打ち合いが出来るのが楽しみですね」と、スペトゥクの試合を心待ちにしているようだ。

 そんな谷山は新生K-1初参戦にあたり、自らのアピールポイントとして「蹴りのしなやかさとキック力」を挙げた。「谷山ジムの選手の蹴りは他のジムの選手よりも数段上だと思います。もちろん今のK-1は蹴りだけでは勝てないと思っているので、ボクシングジムにも通ってパンチを強化していますし、スタミナ強化もみっちりやっています。最近はヨガも始めて、ヨガの呼吸法がハマッてきているので、試合が楽しみです」と自信を覗かせる。

「今が完全にピークだと思うし、逆に今やらなかったら、獲れるチャンスはないと思っています」と谷山。念願の新生K-1参戦&トーナメント出撃に向けて、「K-1ジムの所属ではない、外国人選手ではない僕がK-1チャンピオンになることが一番盛り上がると思います。僕がK-1に新しい風を吹かせます!」と意気込みを語っている。

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