【RISE】ライト級ウォーズ勃発、生き残るのは誰か
1月28日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 115』の公開計量&記者会見が、27日(金)都内にて14:00より行われた。計量無しのヘビー級と当日計量の選手を除き、全員が1回でクリアーした。
会見の冒頭で伊藤隆RISE代表は「勝つのは大切だが、負けても前に攻めて行って光るという試合を見せて欲しい」と選手たちにメッセージを送り、「今年11月には4年ぶりにTDCホール大会をやります。トーナメントを行うことも考えています」と、今年前半戦で光った階級にスポットを当てたいと挨拶。今大会ではライト級の試合がランカーを中心に3試合組まれ、全選手出席の会見が行われた。
現在タイトルに最も近い位置にいると目されているRISEライト級3位・直樹(BRING IT ONパラエストラ葛西)は、元NJKFライト級王者・一輝(いっき/OGUNI-GYM)と対戦。
直樹は「NJKFの元チャンピオンとやるということで、僕が初めてRISEの看板を背負って戦うので自覚を持ってRISEが強いことを証明したい。相手の方が経験が上なのに赤コーナーにしてもらったので、それだけの試合をして倒しにいきたい」と、RISE対NJKFを強く意識しているようだ。
対する一輝も「RISEは2年前にトーナメントで出たんですがKO負けしたので、今回はそのリベンジのつもりで上がりたい。NJKFの一選手として自覚して、看板を背負うので負けられない。勝ちに行きます」と、闘志を燃やす。
RISEライト級6位・藤田雄也(極真会館)と9位AKINORI(蹴空ジム)は、「極真会館として自分が2017年一発目の試合なので、全会員を背負って幸先のいいスタートを切りたい」(藤田)、「この日のために年末年始も走り続けてきました。大暴れしたい」(AKINORI)とそれぞれ挨拶。
この試合はライト級ランカー対決に加えて、両者が多彩な蹴りを得意とすることから“蹴り技対決”になると予想されている。藤田は「自分は元々蹴りを武器に戦っていたんですが、最近はパンチで倒そうと偏っていた。今年のテーマは原点回帰なので、空手の蹴りがどれだけ通用するか試したい」と言い、AKINORIも「自分の所属ジムには蹴という文字が入っています。それに恥じない蹴りを出したい」と両者とも蹴り対決に意欲を示した。
RISEライト級5位TASUKU(リアルディール)は、この試合からライト級に転向するRISEスーパーライト級6位・川島史也(BattleNation)と対戦。
「気合いが入っている川島です」と切り出した川島は、「新人王を獲ってからRISEには2度出ているんですがどっちも負けています。3戦目でしっかり勝ちたいので相当気合いが入っています。ここにいる全員が敵だと思っているので、63kg(ライト級)で上に昇りたい。KOで勝ってインパクトを残したいです」とコメント。
対するTASUKUは「階級を変えたそうですが、そんなに甘くないことを味わってもらいたい。毎回バチバチの打ち合いをしているので、今回もバチバチに打ち合ってKOしてやろうと思います」と、川島をけん制する。
川島が「僕もそう甘くないと思っています。TASUKU選手はRISEの激闘男と言われていますが、俺も激闘系なのでもし俺が今回勝ったら俺がRISEの激闘男ってことでいいのかな?」と言えば、TASUKUは「打ち合って勝ってくれれば譲りますよ」とニヤリ。“RISEの激闘男”のキャッチフレーズを懸けた戦いとなった。
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