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【UFC】パンクラスで吠えまくったブルックス、2・11デビュー急遽決定

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2017/01/31(火)UP

昨年10月のパンクラスで、試合後に砂辺と神部の2王者に敵意むき出しで対戦をアピールするジャレッド・ブルックス

 2月11日(土・現地時間)アメリカ・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターにて開催される『UFC 208』の対戦カード変更が発表された。

 フライ級6位イアン・マッコール(アメリカ)と対戦が決まっていた二ール・シーリー(アイルランド)が家族の事情により欠場。代わりに、UFC初参戦となるジャレッド・ブルックス(アメリカ)が、マッコールと対戦することに決まった。

 現在23歳のブルックスはアグレッシブなファイトスタイルを持ち味に、2014年のプロデビューから12戦全勝の快進撃を続けるファイター。母国アメリカのMMA団体で試合を重ね、昨年2月に開催された『WSOF-GC 2 JAPAN』で初来日を果たすと、修斗世界フライ級4位(当時)猿丸ジュンジにTKO勝ちを収めた。

セコンドやスタッフが制止する一触即発の事態となったブルックス(写真右端)と神部(写真左端)

 さらに、昨年10月の『PANCRASE 281』では、初参戦でパンクラス・ストロー級7位(当時)潤鎮魂歌 (じゅん・れくいえむ)を圧倒して、またもTKO勝ち。試合後のマイクアピールでは、ストロー級王者・砂辺光久とライトフライ級王者・神部健斗に対して言いたい放題の挑発を繰り広げ、会場にいた神部と一触即発になるなど、大きなインパクトを残していた。

 そのブルックスを迎え撃つ32歳のマッコールは、19戦13勝5敗1分のMMA戦績を収めるファイター。現UFCフライ級王者デメトリアス・ジョンソンをはじめ、ジョセフ・ベナビデスやジョン・リネカーといったトップファイターたちと拳を交えてきたが、2015年1月のリネカー戦以降、怪我により長期の戦線離脱。

 その後、復帰戦が3度組まれたが、いずれも対戦相手の計量オーバーや自身の体調不良により中止となっていた。今回も危うく4度目の中止となるところであったが、ブルックスの参戦により約2年ぶりの復帰戦へと臨むことになった。

 パンクラスへの継続参戦も期待されていたが、UFCへと活躍の場を移すことになったブルックス。果たして、ランカーを相手にデビュー戦を勝利で飾ることができるか。それとも、マッコールが2年間試合から遠ざかった悔しさをぶつけて、勝利をつかみとるのか。

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