【K-1】卜部弘嵩、防衛戦へスパーリング強化「勘や感覚が大事な試合になる」
2月25日(土) 東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『K-1 WORLD GP 2017 JAPAN ~初代ライト級王座決定トーナメント~』で、大雅(TRY HARD GYM)の挑戦を受けて、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルの初防衛戦に臨む卜部弘嵩(KREST)の公開練習が、11日(土)神奈川県内の所属ジムで行われた。
追い込み中の疲労も考慮し、1分30秒のミット打ちのみという軽めの内容で終えた卜部。それでも、「だいぶ疲れがたまってきた中、しっかりやれることをやっています。どんな状況でも、しっかり自分のやりたいことをできるようにするというテーマを持って取り組んでいるので、その意味では良い仕上がりだと思います」と、手応えをつかんでいるようだ。
挑戦者の大雅とは今回で2度目の対戦となる。初対決となった昨年9月の『K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN ~スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント~』の準決勝では、大雅が卜部を圧倒して決勝戦へと勝ち上がった。今回の試合は防衛戦でもあり、リベンジマッチでもある。
そんな卜部が今回の試合に向けて重点的に取り組んだのがスパーリング。週4日、多いときで6Rをこなし、「僕のキャリアの中でも、スパーリングの数は圧倒的に多いです。勘や感覚が一番大事な試合になると思うので、とにかくスパーリングをこなしています」と言う。
また、「疲れて動けない時でも動くということですね。試合でそういう場面も多々ありますし、手が使えない、足が使えない、ということは言い訳になりません。動けない時でも、しっかり自分のやりたいことができるようにしなければいけないです」と話し、やはり先のテーマを強調する。
一方、対戦カード発表会見の際には舌戦を繰り広げ、その後のインタビューなどでも大雅から「(卜部)弘嵩選手がこのままベルトを持っていても可哀想だと思っているので」などと、卜部は辛辣な言葉を投げ掛けられている。
これに関しては、「勝手に言ってろっていう感じです。ちょっともう疲れちゃうので、試合だけに集中させてくれっていう感じですね」と苦笑い。「口喧嘩で戦う訳ではないので。あとは試合でやりますよ」と、これ以上はもう十分だろうという様子だ。
9日(木)には新生K-1の“格闘技の聖地”さいたまスーパーアリーナへの進出が発表され、また改めて気持ちも高まっているという卜部。「本当にモチベーション上がりますし、嬉しく思います。そこに向けて一戦一戦、まずは目の前のタイトルマッチをクリアーすることに集中することがベストだと思います。倒すイメージ持ってしっかり練習しているので、皆さん期待していて下さい」と王座防衛を目指している。
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