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【KNOCK OUT】那須川天心、アムナット戦厳しかったと明かす

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2017/02/13(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

一夜明け記者会見に出席した(左から)健太、不可思、那須川、梅野、小笠原、山口

 2月12日(日)東京・大田区総合体育館に3,200人(満員)の観客を集めて開催された『KNOCK OUT vol.1』の一夜明け会見が、13日(月)都内にて行われた。

 会見の第3部には、第6試合で元プロボクシングIBF世界フライ級王者で“井岡一翔に唯一の黒星を付けた男”アムナット・ルエンロンを4R2分39秒、左ボディブローでKOしたISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISEバンタム級王者・那須川天心(TARGET)が出席。

「無事にKOで勝ててホッとしています。アムナット選手が強くて、なかなか距離に入らせてもらえませんでした。パンチで倒せたのは自信になったんですが、自分が思っていたより手足が長くて、前蹴りで距離をとられて入りづらかったです。でもプレッシャーをかけ続けて、4Rに相手がパンチで勝負してきたので距離が近くなったので僕もやりやすかった」と試合を振り返った。

ほぼ那須川のワンサイドに見えたが、アムナット(右)は那須川を苦戦させていた

 相手のパンチは「まともにはもらいませんでしたが、ガードの上からでも重かった。真っ直ぐに伸びてきたのでもらったらまずいと試合中に思いました。あとヒジを打たれてかわしたんですが、このタイミングで打たれたらヤバイというのがあって冷静になれました」という。

 結果的には那須川がKO勝ちしたが、戦っている本人的には「ラクな相手ではなかった。強かった」との評価。「1Rはパンチだけで勝負することも考えていたんですが、いきなり向こうが蹴ってきたので僕も蹴りました(笑)。ワンツーが入るとは思っていなかったので、最初にいきなり当たったのは僕も驚きました。でも距離が遠くてジャブが当たらなかったのでやりにくかったです」

 次の相手に関しては「強いと言われている人たちと戦って行きたい。どんな格闘技でもいいです。昨年は9試合やりましたが、怪我がなければ毎月試合してもいいと思っています。去年の自分を越えられるように試合をしていきたい」とした。

 また、会見で同席した梅野源治が「パジャンチャイ(タイ)とやったら面白い。ムエタイのスーパーバンタム級の選手で、一度来日しています。テクニシャンでパンチもヒジも全て使える」と提案したところ、小野寺力KNOCK OUTプロデューサーが「パジャンチャイからは天心君とやらせてくれという話が来ています」と明かした。

●編集部オススメ記事
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2・12「KNOCK OUT vol.1」の全試合結果

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