【NJKF】引退決意の宮越宗一郎、あのビッグマッチ出場に向けて“KO”予告
2月19日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『NJKF 2017 1st』の第9試合(ダブルメイン1)で、Bigbangスーパーウェルター級王者・森本一陽(レグルス池袋)と対戦するWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王者の宮越宗一郎(拳粋会)のコメントが、主催者を通じて届いた。
現在30歳の宮越は、WBCムエタイ日本統一ウェルター級とスーパーウェルター級の二階級制覇に続き、2015年5月にはWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーウェルター級王座も獲得。昨年11月にシュートボクシングに初挑戦し、強靭な肉体から繰り出す威力抜群のパンチでアンディ・サワーに善戦した実力者だ。
そんな宮越だが、このほど今年いっぱいでの引退を決意。「デビューの時から30歳までって決めていたんです。もう30歳になりましたし、最近は指導(の仕事)も多くて、自分の練習もできていないので、そろそろ引退してもいいのかなって思ったんです」と理由を語る。
また、「体は全然衰えた感がなく、精神的なことが多いですかね。以前より強くなろうっていう気持ちが薄れてきたりとか、そういう部分もあるので。でも、今年いっぱいは現役でやるので手を抜く訳ではないですし、現役中は練習をしっかりしてよい状態でいたいです」と、格闘技と向き合ううえでの心境の変化も大きいようだ。
今回対戦する森本はアメフト仕込みの突進力と頑丈さを武器としているブルファイター。2015年9月にBigbangスーパーウェルター級王座を獲得し、昨年12月には初防衛に成功している。
森本について、「技術で戦ってくるタイプではなく、あの思いきり(パンチを)振り回してくるのが、ちょっとやり辛いのかなっていうぐらいですかね。距離もちょっと遠くからブンブン出してきたりするので、その間合いとかも普通の選手とは少し違うのかな」と分析する宮越。「今まで自分が戦ってきた相手に比べれば、全然余裕で勝てないとおかしいレベルだと思ってます」と、自分よりは格下だと言い放った。
選手生活最後の年と決めた2017年の初戦。宮越は「相手は他団体、Bigbangのチャンピオンですが、自分はそんなレベルのチャンピオンに負けると全く思っていないし、全然上だと思っています。今はKNOCK OUTとか大きなイベントもあるので、そういうところへ呼ばれるように、ここはきっちり良い形のKOで終わらせたいです」と、圧勝でビッグマッチにつなげたいとアピールした。
●編集部おススメ記事
・宮越が善戦もサワーがダウンを奪って熱戦を制す
・森本一陽のBigbang王座初防衛戦の試合レポート(2016.12.4)
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