【RIZIN】川尻達也、再起戦の相手は「全てを懸けた戦いになる」
4月16日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『RIZIN 2017 in YOKOHAMA』の記者会見が、2月10日(金)都内にて行われた。
昨年、大みそかのRIZINでUFCから日本格闘技界に戻ってきた川尻達也(T-BLOOD)だが、ヒクソン・グレイシーの息子クロンに2Rで一本負け。今回が再起戦となる。
川尻は「2017年のRIZIN一発目。僕も30代最後の1年、今年もブレずに勝負して行きたい。でも僕はあと10年は戦い続けたいと思っています。怪我やコンディションがあるので分かりませんが、もし次に終わりが来ても後悔しないようにしっかり仕上げて最高の自分を表現したい。この年になるとファイターとしての終わりは常に意識していて、僕の場合はきれいに終わることなく、ズタボロになって弱くなって落ちた川尻達也をみんなの前に見せることになると思う。僕自身もそうしたいと思っています。それがファイターとしての僕の生き方だと思います」と決意を語る。
クロンに負けてからは「もの凄い落ち込んだ」と言うが、「榊原さんに落ち込んでいる暇はないと言われて、1月1日から走って練習することで気持ち的にはラクになった。でもまだ心がくすぶっているままなので、それを払拭するには強い相手に勝つしかないと気付いた。僕が現時点で聞いている相手は、みんながワクワクする相手で僕自身も全てを懸けた戦いになると思う。必死な川尻達也を見せられたらと思っています」と、かなりの強敵が用意されるようだ。
また、「ただひとつだけ、今年娘が小学生に上がることになっています。今までの僕の戦う姿を覚えていないと思いますが、今の娘なら覚えていられると思うので、ギリギリだと思いますが彼女の中で強い父親が記憶に残るように見せていきたいと思っています。そういう意味でも負けられないし、覚悟を持ってリングに上がりたい」と、自分の娘に父として強い姿を見せたいとする。
「桜庭(和志)選手のような強い選手でも負ける時が来る。年齢と共に誰にでもあります。僕もギリギリの年齢なので、娘が“お前の親父、強いじゃん”って周りに言ってもらえるように。それが新しいモチベーションでもあります」と、愛娘への想いを口にした。
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